米沢牛いも煮セット

「桝屋商店」は、南陽市赤湯温泉街にある八百屋さん。初代がリヤカーで野菜を売り歩いたことから始まり、長年地域で愛されてきました。野菜や果物のほか、漬物や惣菜といったオリジナルの加工品も展開しています。今回は、とろけるような食感で人気の「国産 手むきさといも」に、厳選食材と調味料を組み合わせた、芋煮セットをご紹介！本格的な山形県の伝統料理「芋煮」の味を、ご家庭でお楽しみください。

桝屋商店の「手むきさといも」は、「箸がスッと入り、なめらかな食感の里芋」だと評判です。その秘密は、野菜のことを知り尽くしている八百屋さんならではのひと工夫にあります。里芋には、皮と実の間に「薄皮」と呼ばれる繊維質で硬い部分があるんです。薄皮が残る里芋は、調理すると中は柔らかくなるものの、表面が硬く繊維が残るような食感に……。手作業で一つ一つ丁寧に薄皮部分を取り除くことで、全体がとろけるような食感になります。

「手むきさといも」以外の食材にも、こだわりがあります。牛肉は、南陽市の精肉店から仕入れる米沢牛。脂の甘みが、芋煮にぴったりなのだそう。こんにゃくも市内で製造されたものを使用しています。長ねぎとしめじは、八百屋の目利きで選定。「時期ごとに美味しい産地を選んでいます」と、常務取締役の歌丸さん。味の決め手は、本かつおだしが贅沢に香る、平山孫兵衛商店の「うまいたれ」。余ったタレは、煮物や卵かけご飯にも使えますよ。