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果樹栽培が盛んな寒河江市で、さくらんぼやいちごを栽培する観光農園。シーズン中には毎年多くの観光客が訪れる。同市の伝統野菜「子姫芋」をはじめ、野菜の栽培も行う。

さがえグリーンパーク さまざまな品種を楽しめるいちご狩りが大人気!

寒河江市の観光スポットを目指してオープン

県の内陸部に位置する寒河江市。雄大な山々に囲まれた盆地で、昼夜の寒暖差が大きい地域だ。また、最上川と寒河江川が流れており、良質な水資源に恵まれている。そんな果樹栽培に最適な環境で観光農園を営んでいるのが「さがえグリーンパーク」。シーズン中には、さくらんぼ狩りやいちご狩りを実施しており、寒河江市のお出かけスポットとして親しまれている。県内からはもちろん、全国各地から多くの観光客が訪れるという。近年では、インバウンドの観光客も増えている。代表社員の武田幸太郎さんは、「もともと観光さくらんぼ園をやっていたのですが、冬期にもお客さんに来てもらえる場所にしたいと思い、仲間とともに観光いちご園をスタートさせました。一番美味しい完熟したてのいちごを食べられますよ」と語る。そんな武田さんは仲間とともに「寒河江市周年観光農業推進協議会」を設立。観光客を呼び込む仕組み作りに注力し、寒河江市の「観光農業」の発展にも貢献している。

地元の伝統野菜「子姫芋」を全国に発信

さがえグリーンパークでは、さくらんぼやいちごのほか、さまざまな野菜も生産している。その中でも特に力を入れているのが「子姫芋(こひめいも)」。寒河江市南部地区で、江戸時代以前から栽培されている里芋だ。長い年月の中で、大切に種芋を受け継いできた伝統野菜。ねっとりとした粘り気と、甘みのある味わいが自慢で、山形名物「芋煮」の主役として親しまれている。武田さんは、「このあたりは、もともと川が流れていた土地なんです。砂と土が混じった土壌で、川から流れる栄養価が豊富に含まれています。里芋の栽培に適した環境なんですよね」と、教えてくれた。さがえグリーンパークでは「毎日手軽に子姫芋を楽しんでほしい」と、皮を剥いて真空パックした「洗い里芋」を販売。丁寧に手剥きされた子姫芋のパックは、「すぐに調理できて便利!」と、多くの人から好評だ。

  • さがえグリーンパーク
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生産者紹介

営農部:公平那央
営農部公平那央

天童市出身。大学時代に農業関係のアルバイトを経験したことをきっかけに、作物を育てる楽しさを知ったという公平さん。大学卒業後に農地を借りて農業をはじめ、2017年にさがえグリーンパークに入社。「自分で農業をはじめた頃とは、規模がまったく違いますね。日々学ばせてもらっています」と公平さん。現在は、さくらんぼやいちごのほか、野菜の栽培まで幅広く任されている。「観光農園のいいところは、お客さんから『美味しかった』という声が直接聞けること。とてもやりがいになっています」と、うれしそうに語る。

店舗詳細

店舗名称 さがえグリーンパーク
住所 山形県寒河江市大字高屋字台下1401-1