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真室川町真室川町

真室川町(まむろがわまち)は、山形県内陸部の最北端に位置する人口約7千人の町です。県内有数の豪雪地帯。北辺で国道13号線とJR奥羽本線により秋田県に通じており、山形県の北の玄関口として知られます。町の三方を神室連峰と出羽山地の山々に囲まれ、南側には平野部が広がります。町域の大部分が森林で占めており、古くから林業の町として栄えました。春の味覚である山菜は県内でも高い評価を受ける特産品の一つ。農業も盛んで、お米をはじめ、ニラやねぎなどの野菜が数多く栽培されています。中でも、地元の農家によって代々受け継がれてきた「伝承野菜」は、真室川を代表する農産物の一つです。

『真室川町』の新着店舗

あべ農場

あべ農場山形県最上郡真室川町

山形県の北端に位置する、自然豊かな真室川町で農場を営む。化成肥料や農薬を極力使わない栽培方法で作られた野菜は、どれもえぐみが少なく、優しい甘みが魅力だ。

店舗カテゴリ:農家・農業法人

真室川町ってどんなところ?

真室川の伝承野菜

真室川の伝承野菜

「伝承野菜」とは、真室川町の地元の農家によって古くから受け継がれてきた伝統的な野菜のこと。真室川の風土になじみ、その暮らしとともに育まれてきた独自の財産として、今日まで大切に守り続けられてきました。現在、とっくりかぶや勘次郎胡瓜、甚五右ヱ衛門芋をはじめ、実に16種が真室川の伝承野菜として現存しています。

梅の里・真室川町

梅の里・真室川町

真室川町の町花として知られる「梅」。町花になった経緯は諸説ありますが、真室川町の民謡「真室川音頭」の歌詞がキッカケとされています。「真室川音頭」は、明治時代に北海道方面で流行した「ナット節」を元唄に、真室川出身の近岡ナカエさんが創作を加えて歌ったのが始まりとされる民謡です。「私しゃ真室川の梅の花」「花の咲くのを待ちかねて」という歌詞にもあるように、真室川町で暮らす人々にとって梅の花は、長い冬の終わりを告げる大切な存在として古くから親しまれているのです。

真室川町のおすすめスポット

真室川公園

真室川公園

町民の憩いの場として人気の公園です。園内には、様々な花木が植えられており、四季を通じて散策などが楽しめます。中でも春はおすすめで、梅と桜が同時期に花開く全国的には珍しい光景が見られるほか、町民に愛されるイベント「真室川梅まつり」も開催されます。期間中は梅のライトアップなども行われ、県内外から訪れる多くの人で賑わいます。

まむろ川温泉 梅里苑

まむろ川温泉 梅里苑

真室川町にある町営の宿泊温泉施設。隣接する「体験の森公園」は青々とした広大な芝生が広がる公園で、宿泊者以外も利用することができます。園内には、木で造られた大きな遊具があるほか、約10分かけて敷地内をゆっくり周遊できるトロッコ列車もあるなど、子供から大人まで楽しめるスポットとして人気です。

滝の沢の一本杉

滝の沢の一本杉

真室川釜淵に生育する樹齢300年以上を誇る巨大な杉の木です。林野庁指定の「森の巨人たち百選」の一つにも数えられます。元々木の根元には、山の神として石が祀られていましたが、木が生長する過程で抱え込んでしまい、現在では幹の中に完全に取り込まれています。自然豊かな林の中にあり、周辺は山菜の宝庫としても知られます。

真室川町の名物・特産品・お土産

ニラ

ニラ

県内有数のニラの産地として知られる真室川町。化学肥料や農薬に頼らず、町内産の堆肥を使用した土で大切に育てられたニラは、葉の緑が濃く、肉厚でありながら柔らかく、甘みと香りの良さが自慢です。

ねぎ

ねぎ

日本人の食生活に欠かせない食材であるねぎ。真室川町で栽培されているねぎは、根に近い白い部分を食す「根深ねぎ」と呼ばれるもので、柔らかい歯ごたえと、ほのかな甘みを感じられるのが特徴です。

雪うるい

雪うるい

光を遮断しながら育成され、白さと柔らかさが際立つ春山菜です。シャキシャキとした軽い歯ざわりと、山菜特有のアクが少ないのが特徴です。生でも美味しく食べられるため、サラダ用の野菜としても注目されています。

原木なめこ

原木なめこ

真室川町は、原木を調達しやすい豊かな森林環境や栽培に適した気候条件などから、「原木なめこのふるさと」と称されます。全国でもトップクラスの生産量を誇る山形県においても、随一の生産量を誇ります。秋の食卓に欠かせない食材として知られ、なめこ汁や天ぷらなど様々な料理で楽しめます。

伝承野菜

伝承野菜

真室川町の各所で長年守り伝えられてきた伝統的な野菜です。現在、ひろこ、雪割菜・赤にんにく・勘次郎胡瓜・弥四郎ささぎ・からどり芋・甚五右ヱ門芋・とっくりかぶ・最上かぶ・地かぶ・黒五葉・青ばこ豆・青黒・大黒豆・七日白ささぎ・在来金時豆の、実に16種が真室川の伝承野菜と呼ばれています。

真室川漆器

真室川漆器

真室川町には「漆坊(うるしぼう)」という地名が残るなど、古くから漆植栽の歴史があったされています。その歴史を活かし、汁椀・丸盆・茶筒・箸等の定番商品をはじめ、真室川の食文化を支える器づくりが行われており、現在でもその伝統は脈々と受け継がれています。

土づくりにこだわって栽培されたあべ農場の里芋。粘りの強いねっとりとした食感と、里芋本来の優しい甘みがたまらない美味しさです。煮崩れしにくく、山形の郷土料理・芋煮にも最適です。

真室川町にあるあべ農場が手がける、完熟かぼちゃをご紹介。収穫後、1週間以上かけてじっくり熟成させ、甘みを最大限に引き出した一品。ホクホクの食感と、濃厚な甘みを堪能してください。

化学肥料や農薬を使用せずに育てたJAS認証の有機里芋。土づくりによって甘みや粘りを引き出すことで、里芋本来の美味しさを味わえます。まずは皮付きのまま茹でて、塩や味噌をつけてどうぞ。