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自然との共生を目指し、「野菜ファースト」の精神で作られる野菜はどれも滋味深い味わい。素材の美味しさを活かした漬物や、一味唐辛子などの加工品も手がける。

サカズキファーム 米沢の自然豊かな土地で有機栽培にこだわる農家

板前時代に出会った有機栽培野菜の魅力を全国へ

米沢市の道の駅米沢から、車で10分ほどの自然豊かな山間に位置する「サカズキファーム」。農薬や化成肥料を一切使用しない有機栽培にこだわり、置賜地方の伝統野菜・薄皮丸茄子をはじめ、きゅうりや唐辛子などの美味しい野菜を栽培している。代表の遠藤泰樹さんは以前、東京都浅草に店を構える和食料理店の板前として働いていた。この店は食材へのこだわりが強く、使用する食材は全て、添加物なし。野菜は、特別栽培や有機栽培のものを取り扱っていた。遠藤さんはこの店で有機栽培野菜の魅力に気づいたという。「包丁を入れた瞬間に、『あ、全然違う!』と実感したんです。これまで、無色だった野菜たちが、一気に色づいて見えたというか。それくらい衝撃的でしたね」と振り返る。この出会いが、地元へ戻った際に、有機栽培農家を志すきっかけになった。「料理人の道もありましたが、『食の根幹である農業をやりたい。それも、有機栽培をやりたい』と強く思ったんです」と語る。米沢市で長年農業を営んでいた叔父に相談して畑を借り、農業を始めた。「未経験からの挑戦で、今も試行錯誤の連続ですが、自分が味わったあの感動を、たくさんの人に味わってほしいです」と美味しい野菜作りに日々取り組んでいる。

「野菜ファースト」で取り組む有機栽培

有機栽培にこだわるサカズキファームでは、「野菜にとって、住みやすい環境の整備」を第一に考えた栽培を行っている。防虫剤や除草剤、化成肥料などを一切使用しないため、害虫や病気への対策は特に重要なポイントだ。サカズキファームで採用しているのは、「コンパニオンプランツ」。コンパニオンプランツとは、「共存・共栄の作物」とも呼ばれ、野菜の近くに植えることで、防虫や病気の予防、生長促進などの効果をもたらす植物のこと。唐辛子の畝間に大麦を植えることで、雑草を抑制させたり、テントウムシが住みついて害虫を食べてくれたりするなどの役割がある。薄皮丸茄子の畝間に植えているのは、マリーゴールド。根から出る分泌液が茄子の根を食べる「センチュウ」を遠ざけ、葉の独特な匂いにも防虫効果がある。「虫とは争わないと決めているんです」と自然にも優しい栽培を心がける遠藤さん。「それでも野菜が病気にならないことが大切なので、いかに予防できるかが大事です」と語る。そのため、サカズキファームの畑は、収穫する野菜のほかに、所狭しと多種多様な植物が植えられている。自然の力を活かし、「野菜ファースト」の精神で栽培することで、美味しい野菜が作られている。

  • サカズキファーム
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生産者紹介

代表:遠藤泰樹
代表遠藤泰樹

南陽市出身。米沢市に住む母方の叔父が米農家を営んでおり、幼い頃から田植えや稲刈りを手伝うなど、身近な存在として農業があった。大学卒業後に飲食業界に飛び込み、調理人の道へ。知人の誘いで、和食料亭で板前として腕を磨いた。その店で有機野菜の美味しさに感銘を受け、「自分もいつか有機野菜を作りたい」と思うようになった。父の他界をきっかけに地元に戻り、2019年に就農した。栽培のモットーは「野菜ファースト」。農薬や化学肥料を使わず、野菜に余計なストレスを与えない栽培に取り組んでいる。やりがいを感じる瞬間は、「家族が『美味しい』と言ってくれた時」。「自分の大切な人たちが、『美味しい』と思ってもらえるものを作って、それを沢山の人に味わってほしいですね」と微笑んだ。

店舗詳細

店舗名称 サカズキファーム
住所 山形県南陽市三間通1222-5