戸田農園
山形県南陽市 店舗ジャンル:果樹園置賜地方に位置する南陽市の果樹農家。収穫前の丁寧な袋掛けや葉摘み作業にこだわり、味わいはもちろん、見た目の美しさも追求した果物を届けている。

自然豊かな南陽市で、果樹栽培に取り組む
南陽市は、白鷹丘陵に囲まれ最上川が流れる、果樹栽培に適した地域。「戸田農園」は、この地で100年以上前から続く果樹農家だ。なんと、100年以上前からあるさくらんぼの樹は、今でも現役なんだそう。現在は、さくらんぼ、桃、りんご、ラ・フランスを中心に栽培している。代表・戸田一則さんによると、「果物の美味しさの80%は剪定で決まる」とのこと。樹の健康状態や成長の勢いを見ながら、枝全体にバランス良く日光が当たるように整えているそうだ。「樹勢が強いと、枝がたくさん伸びてくるので、そこを切っていきます。ただ、枝を切れば切るほど、樹って強くなるんですよ。だから、あえて肥料を少なめにして成長の勢いを抑えることもありますね」と語る。
見た目の美しさも重視して、手間ひまかけて栽培
戸田農園が果樹栽培に使用している肥料は、牛ふんなどの有機質肥料がメイン。「うちの畑は、少し土を掘るとみみずがたくさん出てきます。微生物が多く、栄養価が高い証拠です」と、戸田さんは誇らしげに語る。栄養価の高い土壌で育った果物は、「甘みが濃厚で、毎年食べたくなる味」と、多くのリピーターから評判だ。また、戸田さんが大切にしているのは、「美味しいことはもちろん、見た目も美しい果物を届ける」こと。果物の品質が良くなるように、細かい作業を一つ一つ丁寧に行っている。その中の一つが、「葉摘み」。収穫する直前に葉っぱを摘むことで、果実に直接日光を当てて色付きを良くする作業だ。「楽をすることはできますが、お客様に喜んでもらうための手間を惜しまずに栽培したいです」と微笑む。
生産者紹介

代表戸田一則
南陽市出身。妻の実家が果樹農家だったことから、会社員をしながら果樹栽培に取り組む。60歳で勤めていた会社を定年退職し、専業農家になった。現在は、さくらんぼ、桃、りんご、ラ・フランスを中心に生産。「美味しさ」と「見た目の美しさ」にこだわった果物を届けている。やりがいを尋ねると、「同じお客様から再注文が入ると、やっぱりうれしいですね。また注文してもらえるように、期待に応えられるように、手間ひまかけて育てていきます」と、力を込める。
店舗詳細
店舗名称 | 戸田農園 |
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住所 | 山形県南陽市蒲生田890 |