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自然豊かな東置賜郡高畠町で、1950年からデラウェア栽培を行っているぶどう農家。現在では、シャインマスカットをはじめ大粒ぶどうの生産にも力を入れている。

Hinataぶどう園 3代目となる井上さん夫妻

日本一のデラウェア産地・置賜地方のぶどう農園

日本一のデラウェア産地として知られている山形県置賜地方。山間部ならではの傾斜のある地形は、水はけや日当たりが良く、ぶどう栽培に適している。中でも東置賜郡高畠町は、古くからデラウェア栽培が盛んだったという。1950年、そんな高畠町で初代園主は自ら野山を開拓し、デラウェアの栽培を始めた。2015年には、初代園主の孫にあたる井上幸江さんが3代目として就農。「Hinataぶどう園」として、2代目である幸江さんの父と共同経営を始めた。幸江さんが就農したタイミングで、近年需要が高まっている大粒ぶどうの栽培にも挑戦し、毎年生産量を伸ばしている。2020年には幸江さんのご主人も就農し、現在は農業の知識を増やすために農業学校にも通っているという。「先代から感覚的に教わったことを、農業学校で学問的に学ぶことで、根拠をもって農業に取り組むことができます」と、ご主人は生き生きと語ってくれた。

愛情たっぷりのぶどうを、消費者の方に直接販売

Hinataぶどう園では、さらなる販路拡大を目指し、マルシェに参加して自らぶどうの販売を行っている。消費者の方と直接触れ合える販売イベントは、お客様のニーズを知る貴重な機会でもあるという。「実際にお客様の顔を見て販売することで、ぶどう作りのモチベーションアップにもつながっています」と、幸江さんは笑顔を浮かべる。また、近年では贈答用の大粒ぶどうの販売にも力を入れており、「ぶどうの販売を通じて山形の魅力を全国に発信したい」と、ご主人は語る。美味しいぶどう作りのポイントを尋ねると、「どれだけ愛情を注いでいるかどうかかな。たっぷりの愛情を注いで育てたぶどうは、我が子のように可愛いですね」と、二人は口を揃えていた。温かくチャーミングな夫婦が育てたぶどうは、とびきり甘くてジューシーな味わいになっている。

  • Hinataぶどう園
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生産者紹介

3代目:井上幸江
3代目井上幸江

高畠町出身。2015年に務めていた会社を退職し、実家のぶどう農園を継ぐために就農。もともと、毎年の繁忙期には実家の農園を手伝いに来ていたという。幸江さんが就農してからは、デラウェアだけでなく大粒ぶどうの栽培にも挑戦。2020年にはご主人も農園経営に加わったことで、より心強くなったと語る。「最近はぶどうが我が子のように思えてきました。すくすく育っていく様子が可愛くてたまりません」と幸江さんはやさしく微笑む。

店舗詳細

店舗名称 Hinataぶどう園
住所 山形県東置賜郡高畠町大字竹森3497