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庄内地方で唯一の乳業メーカー。庄内全域の学校給食に、庄内産の新鮮な牛乳を提供しているほか、アイスクリームやチーズなど、数多くの乳加工品も取り扱っている。

田村牛乳 庄内地方を支える老舗の乳業メーカー

地元から愛される、庄内地方唯一の乳業メーカー

酒田市にある田村牛乳は、1931年創業の乳業メーカー。庄内の酪農家から仕入れる、新鮮な生乳を使用し、美味しい牛乳や加工品の製造・販売を行っている。牛乳は、庄内全域の学校給食でも提供されている。庄内地方の人たちからは、「田村さんのおかげで、牛乳が飲めるようになった」「牛乳嫌いなのに、田村牛乳だと不思議と飲める」という声も多く、4代目社長の田村耕永さんは、「そういったお声を沢山いただけることは、本当に嬉しいことです」と語る。乳業メーカーとしての立場から、庄内の人たちを支えてきた自負があってもおかしくないだろうが、「私らが、庄内の方々に支えられている」と、謙遜する。それは、ある出来事がきっかけで実感したという。2020年11月、世界中がコロナ禍に見舞われ、田村牛乳も大きな打撃を受けた。突然、学校給食の提供が中止になり、約1万4000本もの給食用の牛乳が、廃棄寸前になったのだ。そのタイミングで受けたテレビ取材の際、この事実を伝えたところ、放送された翌日から、庄内中の人々が直接買いに訪れたという。遂には、2日間で、全ての牛乳がなくなった。この出来事から、「自分たちの会社は、こんなにも人から支えていただける会社なんだ」と実感し、「改めて勇気をもらった」と田村さんは語る。「だからこそ、支えてくれる方々に、いろんな形で恩返しをしていきたい」と、笑顔で決意を語ってくれた。

乳業メーカーとしての新たなチャレンジ

田村さんは、年々厳しさを増す乳製品業界に対して、「強い危機感を持っている」と語る。設備投資や維持費の高騰化、後継者不足の深刻化など、課題が多く、「年々、事業として継続させることが難しくなっている」と語る。打開策として、新商品の開発を行おうにも、設備投資の費用面の問題から、特に小規模の事業者にとっては、チャレンジしにくいのが現状だ。田村さんは、この問題を、他企業とコラボレーションすることで解決させた。自社ロゴをあしらったグッズや、自社の牛乳を使ったアイスクリームなど、近年数多くの新商品開発に取り組んでいる。「1つの企業で全てやるのではなく、それぞれの強みや得意分野を持ち寄れば、コストを抑えながら質の高いものを作れる」と考え、県内の様々な企業に声をかけている。「ウチには、美味しい牛乳も、アイスも、チーズもある。かつては、ヨーグルトなども作っていたので、様々なノウハウがあります。良い意味で、他社さんにはウチを利用してもらいたい」と、田村さん。「『牛乳屋だから儲からない』という固定概念を、自分が新しい試みに挑戦して、結果を出すことで覆していきたい」と熱く語る。「ゆくゆくは、『牛乳に特化したカフェ』を、やってみたい」と、次の施策も既に考えている。その姿は、挑戦への意欲に満ち溢れていた。乳業メーカーとして、次々と新たな試みに挑み続ける田村牛乳から、今後も目が離せない。

  • 田村牛乳
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生産者紹介

社長:田村耕永
社長田村耕永

酒田市出身。高校卒業後、県内大手の乳製品加工会社へ入社。牛乳の製造・販売に関する知識を一から学んだ。その後、実家である田村牛乳へ戻り、入社。2019年の株式会社化を機に、4代目社長に就任し、現在に至る。自らを「常に、新しいことを考えてしまう性分」と語る。その言葉通り、オリジナルグッズや、自社の牛乳を使ったアイスクリームなど、新商品を次々と世に出してきた。商品開発の際、真っ先に考えるのは、「子どもたちの姿」。「学校給食で認知されているからこそ、何よりも、『子どもが笑顔になれる商品』でなくてはならないと思っている」と田村さん。「幼い頃にウチの牛乳を飲んでいた方が、大人になり、お子さんがいたりする。子から親へ、親から子へ、世代をこえて愛されるような、そんな商品作りを、これからも続けていきたい」と、笑顔で語ってくれた。

店舗詳細

店舗名称 田村牛乳
住所 山形県酒田市亀ヶ崎5-6-57