山形直送計画からのお知らせ

台風の影響によるヤマト運輸の荷物受付停止とお届け遅延について(9月20日)

美味しい平田牧場三元豚を主軸に、畜産・食肉加工・飲食店運営・観光業などを手掛ける会社。「健康へ。信じられるものだけを。」を理念に、安心・安全を追求する。

平田牧場 美味しさ!健康!感動!が詰まった平田牧場 本店

わずか2頭の豚から始まった。山形県を代表する企業

平田牧場は、「三元豚(さんげんとん)」の元祖。高品質な国産豚を生産しつづけ、日本の食肉市場をリードしてきた会社だ。事業は、畜産のみに留まらず、加工品の製造や、直営飲食店の運営、観光業など幅広く展開している。現在は、赤坂や玉川、日本橋に店を出すほどの企業になった平田牧場だが、その歴史は、たった2頭の豚から始まったという。1953年当時、庄内地方の平田町(現在の酒田市)では、地元の青年たちが中心となって、養豚業を盛り上げていた。平田牧場の創業者・新田嘉一氏も、そんな若者の一人だった。戦後間もない時代、「日本が豊かになっていけば、食の嗜好は米から肉に移っていくはず」と考えた新田氏は、周囲の反対を押し切って小さな養豚牧場を始めた。しかし、豚肉の価格が大暴落。平田牧場は、わずか数年で大打撃を受けたのだ。

苦境からの逆転!流通革命で勝機を見出す

豚肉価格の大暴落。このときに問題となったのが、相対取引価格だった。全体の需給バランスから取引価格が決定される方式のことだ。このシステムにより、農家は自身で商品の値段を決められなかった。そこで新田氏は、当時としては画期的な「産直提携」を構想。独自の流通ルートを構築し、安定価格での豚肉出荷を実現した。このとき、現在の平田牧場につながる食肉直売所を設立している(創業1964年)。平田牧場には、こうした革新的な取り組みが多い。1970年代、日本の養豚業界に先駆けて品種改良に着手。後に、国産豚の柱となる「三元豚」を生み出した。さらに、「無添加」という言葉がなかった当時、お客さんの要望を受けて無添加ソーセージを開発している。現在でもSDGsの広まりに先駆け、日本国内の食料自給率を上げるための施策として、「飼料用米プロジェクト」をスタート。この取り組みは、2018年に農林水産省大臣賞を授与されるなど、日本の食を支えるものとして認められている。

3種類の豚の掛け合わせ。いいとこ取りの「三元豚」とは

一口に「豚」と言っても、たくさんの品種がいる。育つのが早い豚や、繁殖力の高い豚、肉質のいい豚など、品種ごとの特長はさまざまだ。単一の品種は、個性の強さがゆえに、「美味しいけど育ちにくい」「繁殖力があるけどあまり美味しくない」などの弱点を抱えていた。そこで考えられたのが交配種。複数の豚を掛け合わせることで、それぞれの特性を引き出して生まれる理想的な豚だ。中でも、3種類の豚を掛け合わせて生まれたものは、三元交配種と呼ばれる。これを初めて「三元豚」と名付け、高品質な豚が日本中に広まるのに一役買ったのが、平田牧場であった。じつは、国産豚のじつに80%は三元豚なのだという。それだけ、「安定して美味しい」ということが伺える。中でも平田牧場のものは「平田牧場三元豚」と呼ばれ、他のものと一線を画する美味しさとして、高く評価されている。

丁寧な飼育こそが真骨頂。美味しい豚肉を生産する工夫

平田牧場三元豚が美味しい理由。それは、丁寧な生育管理にあった。じつにストレスフリーな環境で、栄養たっぷりな飼料を食べさせて育てるのだ。ここで重要になってくるのが、「豚舎の設計」と「飼料のブレンド」である。まず、豚舎。一頭あたりのスペースが広く取られていることはもちろん、風通しの良い開放型になっており、夏場でも涼しくなるように設計されている。舎内の敷材は、堆肥から作ったもので、ふかふかで暖かく、山形県の寒い冬でも床暖効果で快適に過ごせる。次に、飼料。米をたっぷり配合した特別ブレンドのものを使っている。この飼料を食べることで、元気に育つだけでなく、脂身がさっぱりとするのだという。また、「NON-GMO(非遺伝子組み換え)」の飼料だけを使っているのもポイント。「健康へ。信じられるものだけを。」という理念の通り、安心・安全で美味しい豚肉を提供しているのだ。

  • 平田牧場
  • 平田牧場
  • 平田牧場
  • 平田牧場
  • 平田牧場
  • 平田牧場

生産者紹介

平田第1農場 主任:佐藤美雪
平田第1農場 主任佐藤美雪

酒田市出身。入社以来15年以上、養豚を担当してきた。じつは小さい頃、豚肉があまり得意ではなかったという佐藤さん。10歳のとき、はじめて平田牧場の生姜焼きを食べ、「あぁ、豚肉ってこんなに美味しかったんだ」と感動。その頃から、平田牧場で働くことを考えはじめたという。大切にしているのは、「生き物と接している」という感覚。「山形は寒暖差が激しく、豚の健康状態も目まぐるしく変わります。しっかり観察して、体調に気遣ってあげることが大事です。多分こうだろう、という決めつけは絶対にできないですね」と語る。平田牧場で一番好きな商品は「冷凍ハンバーグ」。「もちろん、ほかにも好きな商品がいっぱいあります」と話す笑顔からは、ほんとうに平田牧場が好きなのだろうと感じた。

店舗詳細

店舗名称 平田牧場
住所 山形県酒田市松原南5-6