青木農園
山形県南陽市 店舗ジャンル:果樹園昼夜の寒暖差が大きく、水はけのよい傾斜地で大粒ぶどうを育てる農園。品評会で最優秀賞に輝いたシャインマスカットは、余韻のある甘みと豊かな香りが持ち味だ。
日当たりのよい大洞山沿いで栽培
南陽市の青木農園は、シャインマスカットを中心に大粒ぶどうを栽培する農園だ。畑があるのは市内の中川地区。大洞山沿いに広がる園地は日当たりのよい傾斜地で、昼と夜の寒暖差が大きく、成熟期には安定した晴天が続く。石が多く水はけのよい土壌も含めて、ぶどう栽培に適した条件がそろう土地だ。ぶどうの栽培を始めたのは、7代目・青木憲一さんの父の代から。当時はロザリオ・ビアンコやピオーネなどの大粒ぶどうを育てていた。転機になったのは、青木さんが初めてシャインマスカットを口にしたとき。その美味しさに感動して新たに土地を開墾し、今では農園の軸となっている。2023(令和5)年には、山形県ぶどう「シャインマスカット」品評会で最優秀賞(山形県知事賞)を受賞。口いっぱいに広がる甘さとジューシーな果肉が、青木農園の自慢だ。
ハサミを片手に、毎日畑に足を運ぶ
土づくりでは化学肥料に頼らず、養豚場から仕入れる堆肥を使うのがこだわり。さらに、収穫後に剪定して出た枝をチップにし、畑へ戻す。こうして有機物を土に還すことで、根が健やかに育つ土壌が形成されるそうだ。また、美味しいぶどうを栽培するために欠かせないのが観察。「毎日ハサミをぶら下げてぶどう畑に行き、日当たりが悪いところの葉や枝を整えています」と、青木さんは話す。特に用がなくても園地に足を運び、状態を見ながら新梢(ぶどうのつる)を管理することが大切だという。収穫タイミングの見極めも、青木さんの目が頼りだ。色味やハリを確かめて、しっかりと糖度がのっているかを判断。熟しすぎると粒のハリが落ちてしまうため、そのバランスを見計らう。直売で購入する人からは「今年も甘くて美味しいぶどうをありがとうございます」という声が届き、毎年買い求めるリピーターも多い。
生産者紹介
7代目青木憲一
南陽市出身。代々続く農家の長男に生まれ、会社員として働きながら家業を手伝っていた。父の死をきっかけに、29歳で会社を退職して就農。それ以来、大粒ぶどうと向き合い続けてきた。やりがいは、お客様からの声。「粒立ちがきれいで見たこともないぶどうでした」「大きな房に目を丸くして驚きました」といった声が、次の一年の張り合いになっている。今後は、美味しいぶどうづくりを追求しながら、新品種の栽培にも取り組んでいくつもりだ。「大粒ぶどうの栽培は、やっぱり面白い」という一言に、青木さんの探究心がにじむ。
店舗詳細
| 店舗名称 | 青木農園 |
|---|---|
| 住所 | 山形県南陽市郡山977-1 |













































