山二
山形県西村山郡朝日町 店舗ジャンル:果樹園昼夜の寒暖差が大きく、冬には2メートル近い雪が積もる朝日町。この土地で代々受け継ぐ土づくりと丁寧な手入れにより、深い余韻と濃密な甘みが詰まった桃やりんごを届ける。
寒暖差と雪解け水が育む、朝日町の果樹園
朝日町の山二(やまに)は、りんごと桃を栽培する農園だ。町は古くから果樹栽培が盛んな土地で、昼夜の寒暖差が大きく、果実がじっくりと糖分を蓄えることができる。冬には2メートル近い雪が積もるため、木が折れないよう雪下ろしも欠かせない。春になればその雪は雪解け水となり、山のミネラルをたっぷり含んだ水が木々を潤す。厳しい自然と豊かな恵み。そのどちらもが、この土地ならではの味わいを育てている。園地を築いたのは、代表・鈴木成美さんの義祖父にあたる村山征一さん。70年以上にわたって果樹と向き合い、朝日町のりんご品評会では平成元年と令和4年に最優秀賞を受賞している。その技術を受け継ぎ、若手農業者としてりんごと桃を育てているのが山二だ。その年の天候や木の状態に合わせて、肥料の量や育て方を一つひとつ変えていく。果実を美しく色づかせるための繊細な管理も、長年積み重ねられてきた経験から受け継いだ大切な技術のひとつである。
一本の木に向き合う丁寧な土づくりと剪定
山二の果物は、一度ですべてを収穫することがない。色づきや熟度を見極めながら園地を何度もまわり、その日一番おいしい状態の果物だけを穫っていく。肥料にも同じ考え方が通っている。使うのは有機物を主体とした肥料。一本一本の木の状態を見ながら量を調整するのは、甘さだけでなく、香りや旨味、そして食べ終えたあとまで続くおいしさを大切にしたいからだ。生育に合わせて不足するミネラルも補い、葉が持つ力を十分に発揮できるよう管理する。木そのものが健康であること。それがおいしい果物づくりの基本だという考えは、義祖父から受け継いだものだ。剪定にも、その姿勢は表れている。枝を切ることが目的ではない。「この木が一番楽に、ちゃんと実をつけられる形にしてやれるか」と、一本ごとに枝を選ぶ。木の勢いや日当たり、その年の天候、過去の収穫量まで考えながら、風が通り、光がよく入る園地を保つ。たくさん実をつける木ではなく、その木にとって無理のない実り方ができる木を目指している。
生産者紹介
代表鈴木成美
寒河江市出身。結婚前、夫の実家で義祖父のりんごの収穫を手伝ったのが果樹との出会い。そこで見た義祖父のりんごがあまりに美しく、この技術を受け継ぎたいと思うようになる。翌年には園地を手放す予定だった義祖父に頼み込み、結婚を機に仕事を辞めて、りんごの町・朝日町へ。今は品評会で上位入賞を重ねてきた義祖父の背中を追いながら、受け継いだ技術を磨く日々。「朝日町のりんごづくりと景観を守り、次の世代に繋いでいきたい」と、鈴木さんは話す。
店舗詳細
| 店舗名称 | 山二 |
|---|---|
| 住所 | 山形県西村山郡朝日町大字大谷乙11番地 |











































