マルシチ米穀
山形県西置賜郡飯豊町 店舗ジャンル:米問屋・米穀商米の生産が盛んな飯豊町で、1844(弘化元)年に創業した米問屋。飯豊連峰の雪解け水と肥沃な土壌に育まれたブランド米を、生産者の顔が見える安心とともに届ける。
伝統を守り、理想の一粒を追求する米問屋
置賜地方に位置する飯豊町で、180年以上の歴史を持つ「マルシチ米穀」。長きにわたり、地域の農家とともに歩んできた米問屋だ。山形県を代表するブランド米「つや姫」をはじめ、「雪若丸」「はえぬき」「コシヒカリ」「ひとめぼれ」など、さまざまな品種を取り扱っている。拠点となる飯豊町は、冬の積雪が3メートル以上にもおよぶ国内有数の豪雪地帯。春先に飯豊連峰から流れる豊かな雪解け水は、ミネラルをたっぷりと含み、最上川の源流となって田んぼを潤す。また、この地には「鳴き砂(なきすな)」と呼ばれる石英粒の地層があり、そこから滲み出る湧き水には、稲の光合成を助けるケイ酸が豊富に含まれているそうだ。古くから「ご飯が豊かな町」として知られる飯豊町の風土が、粒立ちが良く、旨味をたっぷりと蓄えたお米を育んでいる。問屋としての確かな目利きで選び抜かれた、山形の大自然の恵みが詰まった一粒。一口食べれば、その甘みと旨味を鮮明に感じられるはずだ。
生産者の情熱を届ける「顔が見える米」
マルシチ米穀は単なるお米の流通にとどまらず、「マルシチ米穀生産者の会」を設立し、理想の米づくりを追求している。2026年には約70名の生産者が在籍し、独自の「根作り肥料」を用いた土壌改良に取り組んでいる。シリカ・鉄・マグネシウムなどを含んだ肥料は、稲の根張りを良くし、土の栄養を余すことなく吸収させる効果があるそうだ。さらに、地元の名産「米沢牛」の飼料や寝床となる籾殻や稲わらを提供し、そこから生まれた良質な有機質を堆肥として再び田んぼへ還元する循環型農業を確立。自然環境への負荷を抑えた持続可能な栽培を実践している。こうして育てたお米は、誰がどこで栽培したかが明確な「生産者の顔が見える米」として販売。米袋には生産者の顔写真を掲げ、栽培環境や特色などを公開している。互いに技術を高め合う生産者たちのひたむきな努力が、マルシチ米穀が届けるお米の確かな品質を支えている。
生産者紹介
代表取締役後藤まつ
長井市出身。大学卒業後は教員として働いていたが、結婚を機に、夫の家業である「マルシチ米穀株式会社」へ入社。2008年より代表取締役を務め、老舗の暖簾を守りながら、農家と消費者を結ぶ「パイプ役」として奔走している。「お米は産地や生産者さんによって、食感も味わいもさまざまです。お客様からの『美味しい』というひと言が、やりがいであり楽しみですね」と、後藤さん。地域農業の未来を担う存在として、多くの農家から厚い信頼を寄せられている。「これからも『米どころ・飯豊町』で商売ができることに感謝し、主食である『お米の重要さ』を全国に発信していきたいです」と、力を込める。
店舗詳細
| 店舗名称 | マルシチ米穀 |
|---|---|
| 住所 | 山形県西置賜郡飯豊町大字萩生3587 |








































