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酒田市で半世紀以上続く米穀会社。長年愛される昔ながらの加工品と自社精米の新鮮なお米で、毎日の食卓に笑顔を届ける。人気6品種の「味くらべセット」はお土産にも人気だ。

あべこめや 幅広い品種を取り揃える、米卸の老舗

庄内の米文化を支え続ける米穀会社

米どころ・酒田市で1968(昭和43)年に創業した、庄内米穀株式会社。通称「あべこめや」だ。代表取締役の阿部利明さんが、2004(平成16)年に家業である「阿部米穀店」の事業を継承したことが、その名の由来となっている。「昔から親しまれてきた名前ですから」と語る阿部さんの笑顔には、地域への深い愛着がにじむ。取材で感じたのは、伝統を守りながらも変化を恐れない柔軟な姿勢だ。2007(平成19)年から2014(平成26)年までは、「おにぎりの店」として弁当販売を実施。現在は郷土食「笹巻」をはじめとする、米を使った加工品作りに力を注いでいる。特に木のセイロで蒸し上げる昔ながらの赤飯は、地域の祭りや敬老会の引き出物にも欠かせない名物だ。また、米を販売するだけでなく、精米設備を持たない農家や同業者のために、委託精米も広く請け負っている。庄内の米文化を裏方としても支え続ける、地域にとってかけがえのない頼もしい存在なのだ。

山形県産米を少しずつ楽しめる「味くらべセット」

「あべこめや」が推す商品の一つに、「山形県産米 味くらべセット」がある。はえぬき・つや姫・ひとめぼれ・コシヒカリ・雪若丸・ササニシキという県内で人気の高い6品種を、300g(2合)ずつ詰め合わせたセットだ。米自体の品質の高さはもちろん、その管理や梱包にもこだわりが詰まっている。まず米を保管するのは、冷房設備のある「低温倉庫」。暑い時期には玄米のまま保管することで、品質の低下を最小限に抑えているという。さらに、自社の色彩選別機で不良米や異物を丁寧に取り除き、精米したての新鮮な状態でパッキング。脱酸素剤を同梱しているため、約6ヶ月間鮮度を保つことができる。パッケージは、土産物店でもパッと目を引く、色とりどりで華やかなデザインに仕上げた。「炊き上がりの香り・甘み・粘り・食感の違いを、じっくり味わってみてください。料理に合わせて使い分けるのもオススメですよ」と、阿部さんは語った。

  • あべこめや
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生産者紹介

代表取締役:阿部利明
代表取締役阿部利明

酒田市出身。美容理容のメーカー営業を経て、1992(平成4)年に庄内米穀株式会社へ入社。2004(平成16)年に家業の阿部米穀店が暖簾を下ろす際、「地域で愛されてきた赤飯や笹巻などを、このまま終わらせるのはもったいない」という想いから、庄内米穀として事業を引き継いだ。現在は異業種で培った常識にとらわれない視点を活かし、日々新たな挑戦を続けている。「お客様や地域の皆さんに喜んでいただけることが、何よりのやりがいです。庄内のお米作りを支える存在として、これからも地域に貢献していければと思います」と、阿部さんは微笑んだ。

店舗詳細

店舗名称 あべこめや
住所 山形県酒田市南新町2-8-47