山形県産シャインマスカット（贈答用・家庭用）

木村フルーツは、蔵王連峰の麓に位置する上山市の果樹園。四季折々さまざまな果物を栽培しています。今回ご紹介するのは、幅広い世代から愛される大粒ぶどう「シャインマスカット」です。人気の理由は、皮ごと食べられる手軽さと濃厚な甘み。パリッとした食感が楽しく、フレッシュな果汁が口いっぱいに広がります。上品な味わいと宝石のような外観は、贈答品にもぴったり。旬の時期にしか食べられない、甘みが詰まった一粒をご賞味ください。

品質の高いシャインマスカットを作るために重要なのが「房作り」。房の長さを揃える作業のことで、花が咲く前の時期に行います。「何もしなければ30〜40cmくらいまで伸びてしまうので、房の先端にある主穂だけ残してあとは切り落とします。そうすると栄養が分散されず、大粒で甘みの強いシャインマスカットになるんです」と、代表の木村さんは話します。房の形が整うので、見た目も美しいシャインマスカットに仕上がるそうですよ。

蔵王連峰の山々に囲まれた上山市は、果物栽培に適した土地。その理由の一つに、盆地特有の昼夜の寒暖差があります。植物は、昼間に光合成をして養分を作り出します。夜間に気温が大きく下がることで、より多くの養分を実にため込むので、甘くて美味しい果物が育つのです。さらに木村さんは「上山盆地は、なだらかな扇状地が多くを占めています。その水はけの良い土壌が、果物の栽培にぴったりなんです」と教えてくれました。