山形直送計画からのお知らせ

「ぶどう」の予約受付が始まりました

1950年に創業した製麺会社。生麺のような茹で上がりのハイクオリティーな乾麺が評判。「鳥中華」や「油そば」など、ヒット商品を多数展開している。

みうら食品 山形のご当地麺を楽しめる商品も

生麺から乾麺へのシフトで、たちまち全国区に

東根市で1950年に創業した「みうら食品」。乾麺を専門とする製麺会社で、今では全国各地から注文が入るほどの人気乾麺メーカーだ。麺文化が根付いている山形県で、もともとは生麺の「玉うどん」を製造していた。しかし、「生麺だと日持ちせず、当時の運送技術では近場の消費者にしか販売できない」というデメリットがあったという。「山形県全域、さらには全国に、広く販売していきたい」という思いから、創業から数年で乾麺の製造にシフトチェンジ。当時の主力商品であった「蔵王そば」を引っ提げて、全国へ営業に回ったという。2000年以降から「そば屋の中華そばシリーズ」として、スープ付き乾麺の商品を開発。ツルツルとしてコシのある麺と、奥深い味わいのスープが評判だ。そのクオリティーの高さから、多数メディアでも取り上げられている。

全国にもファンの多い看板商品「鳥中華」

みうら食品の名を全国に知らしめるきっかけとなった商品が、2010年発売の「鳥中華」。山形県のご当地麺をスープ付き乾麺にアレンジした商品だ。何か新しい商品を作りたいと模索していた時、県内の土産屋に置いてもらうことを想定して作ったという。麺好きの山形県では、そば屋にラーメンがあるのがあたりまえ。鳥中華は天童市のそば屋が発祥で、そばつゆに鶏ダシを効かせたスープに中華麺を合わせた、やさしい味わいのラーメンだ。「モチモチした食感の幅広い中太麺は、鳥中華のために開発したものです。あっさりとしていながらも奥深い味わいのスープにもこだわり、何度も試作を繰り返しました」と、営業部の熊谷さんは当時を振り返る。山形ならではのご当地麺を自宅で気軽に味わえる、みうら食品の「鳥中華」は、山形の食文化を全国に伝えている。

  • みうら食品
  • みうら食品
  • みうら食品
  • みうら食品

生産者紹介

営業部:熊谷雄一
営業部熊谷雄一

山形市出身。大学で経済について学んだ後、「みうら食品」に入社。「もともと、地元の企業で働きたいという思いがありました。みうら食品の『蔵王そば』は、子どものころから食べていた商品で、とても思い入れがあったんですよね」と、熊谷さん。入社当時から営業部に所属し、現在では商品の企画・開発にも携わっている。人気商品「やっぱり旨い油そば」は、麺やスープの細部までこだわり抜いた、熊谷さんの自信作だ。「個人的には、納豆を入れて食べるのがおすすめです!」と、独自の楽しみ方も教えてくれた。「今後は、山形ならではの品種のそば粉を使用した商品を作りたい」とさらなる目標を掲げている。

店舗詳細

店舗名称 みうら食品
住所 山形県東根市大字沼沢2030-1