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河北町の郷土料理「冷たい肉そば」で地域活性化を目指す団体。親鶏の肉からダシをとった甘じょっぱいつゆと喉越しひんやりの麺は、「他にはない美味しさ」と愛されている。

かほく冷たい肉そば研究会 イベントで1時間待ちの列ができる人気そば

喉越しひんやり。河北町で愛される「冷たい肉そば」

「かほく冷たい肉そば研究会」は、河北町の郷土料理「冷たい肉そば」を製造・販売している団体。肉そばといっても、かつおや昆布でダシをとった温かいおつゆの一般的なそばではない。同町のものは、湯がいた後に流水で締めた「ひんやり麺」が特徴の肉そばだ。さらに、おつゆもひと味違う。親鶏の肉でダシをとった醤油ベースの甘じょっぱいつゆと、たっぷりのった鶏肉チャーシューが大きな魅力。旨みたっぷりのダシに負けないコシの強いそば、コリコリ食感の鶏肉が絶品だ。雪が降り積もる寒い冬でも、町民の9割が冷たい肉そばを食べるほど、地域に根付いている。かほく冷たい肉そば研究会の理事長・逸見さんは河北町出身。「子どもの頃に家族でお店に食べに行ったり、お客さんが来た時に出前でとったり、馴染み深い味です」と微笑む。そんな逸見さんをはじめとした研究会のメンバーは、全国を飛び回り、河北町と冷たい肉そばの魅力を広めるためにイベント出展している。また、地元の地域食堂のメニューとして提供。「熱くなくて食べやすい」と子どもたちからも大好評だそうだ。逸見さんは、「次世代の子どもたちに美味しく食べてもらって、地域の味に誇りを持ってほしいですね」と語っている。

ルーツはそば屋さんの裏メニュー

冷たい肉そばのルーツをたどると、戦前に遡る。当時、河北町では「ちょっと一杯」といったらおそば屋さんに行くのが主流だったという。ほとんどのお客さんが馬肉の煮込みをつまみながらお酒を飲み、盛りそばでしめるというスタイルが多かった。ある時、一人のお客さんが、残った馬肉の煮込みを、冷たくなったそばにのせて食べてみたところ、思いのほか美味しかったとか。それ以来、常連客たちからの注文が殺到し、他のお店でも提供されるようになった。戦後に入ると具材が鶏肉に変わり、いつしか地域の味として定着していったそうだ。では、なぜ今でも麺を冷たくしているのだろう。かほく冷たい肉そば研究会の逸見さんに伺うと「当時から続く文化が受け継がれているのでしょう。冷たい麺は、時間が経っても伸びにくいですからね。お酒好きには最高の料理なんですよ」と教えてくれた。

  • かほく冷たい肉そば研究会
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  • かほく冷たい肉そば研究会
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生産者紹介

理事長:逸見朋愛
理事長逸見朋愛

河北町出身。30代に河北町商工会に就職し、地域活性化事業に携わる。2010年、活性化の一環で「かほく冷たい肉そば研究会」を立ち上げる。郷土料理の冷たい肉そばを引っ提げて、B-1グランプリをはじめ全国各地のイベントに参加する他、災害時の炊き出しとして振る舞うなど精力的に活動。「冷たい肉そばは決して派手な料理ではありませんが、食べたら誰もがその美味しさに驚きます。一人でも多くの人に知っていただき、河北町の活性化に繋げたいです」と生き生きと語ってくれた。

店舗詳細

店舗名称 かほく冷たい肉そば研究会
住所 山形県西村山郡河北町谷地字真木60-1