加藤農園
山形県天童市 店舗ジャンル:果樹園天童市で4代続く果樹農園。桃、さくらんぼ、プラム、ぶどうを栽培。樹の状態に合わせた丁寧な手入れで、味わいを重視した果物づくりを続ける。
4代でつないできた、天童市の畑
天童市の加藤農園は、桃やさくらんぼ、プラム、ぶどうを育てる果樹農園。100年以上にわたって、同じ土地で樹と向き合ってきた。山形盆地に位置する天童市は、昼と夜の寒暖差が大きく、古くから果樹栽培が盛んな土地として知られる。ただし、その気候も少しずつ姿を変えている。「以前は雪も多くて、朝晩の冷え込みも厳しかった」と、4代目・加藤弘樹さんは振り返る。近年は雪が少なく、猛暑と少雨が続く年もあり、収穫の時期が前倒しになることも珍しくない。同じやり方を繰り返していても、実の育ち方は年ごとに変わる。だからこそ、その年の樹の様子を見ながら手を入れている。そして、農園を続けることそのものにも意味を見出している。「一次産業のところは大事にしています」と、加藤さん。果樹を育て、この土地の景色を守っていくことが、地域への貢献にもつながっていく。そう考えながら、果樹栽培に向き合っている。
一本の樹と向き合い挑み続ける桃づくり
桃の樹は、天候や年数、手入れの状態によって毎年様子が変わる。だからこそ加藤農園では、目の前の樹を見ながら手を入れていく。手の入れ方ひとつで樹の状態は変わり、それが実の品質にも表れてくる。その手応えがあるからこそ、臨機応変に手を入れてきた。なかでも気を配るのが、樹に残す実の数だ。残しすぎると、一つひとつに味がのらなくなる。近年のように猛暑や少雨が続けば、思うように実が大きくならないこともあるため、その年の樹の状態や天候を見ながら着果数を調整している。数字で決めきらず、一本ずつ、その樹のベストを引き出せるように手入れを重ねていく。桃は、植えた樹から出荷できる品質と量を取れるまでに何年もかかる。一度の判断が、長く先まで尾を引く作物だ。それでも手を入れ続けるのは、まだ先があると考えているからだろう。「自分に合ったやり方を、今も探している最中です」と、加藤さんは話す。
生産者紹介
4代目加藤弘樹
天童市出身。20代前半から建設業に従事したが、年を重ねていく祖父母を支えるために少しずつ家業を手伝うようになる。2016年に就農し、現在は4代目として農園を支える。一番のやりがいは、お客様からの「おいしかった」「来年もよろしくお願いします」という言葉。その一言が、原動力になっているという。今後については「農園をもう少し大きくしていきたい」と、加藤さんは話す。新しく植えた樹が実をつけるまでには年月がかかる。焦らず一歩ずつ、果樹栽培と向き合っている。
店舗詳細
| 店舗名称 | 加藤農園 |
|---|---|
| 住所 | 山形県天童市大字塚野目甲番外7-1 |















































