もぎたてファーム
山形県上山市 店舗ジャンル:農家・農業法人上山市で、アスパラガスや桃などを育てる農家。霜が降りるほどの寒暖差を強みに変え、「もぎたて」の農産物を届けている。その味わいは県内のレストランからも評判だ。
霜の降りる環境を活かした農産物
上山市のもぎたてファームは、アスパラガス・桃・ぶどうなどを栽培する農家。代表の矢作智さんは、2023年に新規就農した。農業をはじめるきっかけとなったのは、最上産アスパラガスとの出会いだった。「山形県最上地方はアスパラの産地として有名なんです。知り合いからもらって食べたら、あまりの美味しさに感動しました」と、矢作さんは振り返る。自分でもこんなに美味しいアスパラガスを育ててみたいという想いから、就農を決意したという。畑がある阿弥陀地(あみだち)地区は、山に囲まれたすり鉢状の低い土地で、4〜5月には強い遅霜が降りる。霜の被害が大きいため、「さくらんぼの栽培には適していない」と言われるほどだが、矢作さんはその寒暖差を強みととらえている。「寒暖差があることで作物に適度なストレスがかかり、甘みが強く、色つやも良くなるんです」と、矢作さん。こうした環境で育った野菜や果物は、県内のフレンチやイタリアンにも採用されている。その日に収穫した新鮮なものだけを、直接お届けするのがこだわりだ。シェフからシェフへと紹介が広がり、今では多くの取引先を抱えている。
毎日欠かさず畑に足を運ぶ
矢作さんが毎年力を入れているのが、土づくりだ。雪が消えるとすぐに、地元の畜産農家から仕入れた堆肥を畑にたっぷりと入れる。こうすることで、土壌の微生物の働きが活性化。長期的に見て、肥沃な土壌を形成できるという。もうひとつの柱が、雑草を緑肥として活かす果樹農家の考え方だ。あえて除草しないことで、土が水を蓄え、水持ちが良くなるそう。雨が続いてもぬかるみにくく、異常気象が増える中でも、作物が育ちやすい土を保てるのが利点だ。病気を防ぐために草は3〜5cmほどの高さに刈りそろえている。また、作業をしやすいように通路を広く取っているのも、矢作さんのこだわり。「自分の仕事場を、より働きやすい環境に整えることも大切だと思っています。農家にとって、畑は会社。会社員が毎日出社するように、毎日畑に足を運びます」と、矢作さんは笑う。
生産者紹介
代表矢作 智
上山市出身。農家の三男として育つ。実家は兄が継ぐことになっていたため、塗装業の道に進む。就農のきっかけは、知人から届いた最上産アスパラガス。「その味に心を動かされ、自分でも育ててみたいと思ったんです。最上地方・鮭川村のアスパラ農家で技術を教わりました」と、矢作さんは語る。両親に相談して農地を借り、2023年に新規就農。今も塗装業を続けながら、日々畑に立っている。目指すのは、新鮮な農産物を顔が見える形で届けること。「何度もリピートして買ってもらえるような、納得のいく野菜や果物を育てていきたいですね」と、力を込める。
店舗詳細
| 店舗名称 | もぎたてファーム |
|---|---|
| 住所 | 山形県上山市阿弥陀地字中畑466-1 |












































