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国内有数の豪雪地帯、山形県新庄市にて、土壌づくりにこだわり、米や野菜を生産する若手農家。旬の農産物に、作り手の想いや農産物が育った「物語」を添えて届ける。

リルストーリア 指村農園 豊富な雪解け水が、豊かな土壌を育む

寒暖差と春の雪解け水が、美味しい農産物を育む

「リルストーリア 指村農園」は、江戸時代から続く農家。米や野菜などの農産物を生産している。農園のある、山形県新庄市は、東北地方の中心部に位置し、東側には奥羽山脈を望み、西側には日本三大急流の一つとして知られる最上川が流れる自然豊かな地域。国内有数の豪雪地帯でもあり、冬場には2m近くの雪が積もる。雪が解けると、潤沢な雪解け水が大地を潤し、豊かな土壌を育む。また、朝晩の厳しい寒暖差により、農産物は実の中にたっぷりと旨みと栄養を蓄え、生き生きと育つという。この地の利に加え、「リルストーリア 指村農園」では、特に「土づくり」に注力。厳選した有機肥料を軸に、魚肉や海藻由来のアミノ酸、もみ殻や小糠などを加えて発酵させたものを使用し、「ふかふか」の土壌を作っている。化学肥料や農薬は、極力使用しない。「植物たちが生活しやすい環境を整えること」「手間暇かけて素直に接すること」が、指村さんの信念だ。

地域特有の野菜「最上伝承野菜」を栽培

リルストーリア 指村農園は、つや姫やはえぬき、ササニシキなど、山形県のブランド米を栽培する他、地域で1945年(昭和20年)以前から栽培が続く、「最上伝承野菜」を手掛けている。現在育てているのは、「最上赤にんにく」。その名の通り、外皮が赤紫色のにんにくで、生で食べると辛みが強いが、火を通すと甘味が増すのが特徴だ。最上赤にんにくについても、化学肥料や農薬をできる限り使用せず、自家製の発酵肥料を軸に、漢方薬を活用するなどして免疫力を高めているという。歴史ある野菜の生産が途絶えることのないよう、地域内外の人々に知って食べてもらえるよう、アピールする指村さん。農園の名前「リルストーリア」は、指村さんが名付けた造語で「小さな物語」という意味。お客さんに「自分の畑で、こんな風に、こんな想いを持って育った農産物なんだ」という物語と一緒に味わってほしいという想いが込められている。

  • リルストーリア 指村農園
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  • リルストーリア 指村農園
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  • リルストーリア 指村農園
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生産者紹介

代表:指村僚汰
代表指村僚汰

新庄市出身。指村家の長男として生まれる。高校卒業後は、山形県立の農業大学校に進学。その後、農業実践場の「拓土塾(たくどじゅく)」にて、最上地域の有機農業を学んだ。「どうせ作るなら、美味しいものを!」と考える指村さんは、就農してからというもの、朝から寝るまでずっと仕事(農業)のことを考えているという。毎日、気温や生育状況のチェックを欠かさず、状況にあわせた管理を徹底。さらに肥料は、土壌に合わせたオリジナルのものを使うというこだわりっぷり。「植物たちが生活しやすい環境を整えること」「手間暇かけて素直に接すること」が、指村さんの信念だ。

店舗詳細

店舗名称 リルストーリア 指村農園
住所 山形県新庄市大字泉田143