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日本最大級の「庄内砂丘」が広がる酒田市浜中地区の農家。鳥海山の雪解け水と、砂丘地ならではの「水切り」により、濃厚な甘みを蓄えた「庄内砂丘メロン」を生産している。

小林直太郎農園 自慢のメロンを掲げる、4代目・小林夫妻

庄内地方の風土が育む、四季の恵み

日本海に面し、松林の防砂林に囲まれた酒田市浜中地区は、古くから農業が盛んなエリアだ。この地で60年以上にわたりメロンの生産を続けているのが「小林直太郎農園」。屋号に刻まれた名は初代のもので、現在は4代目・小林忍さんがその志を受け継ぐ。夏の風物詩「庄内砂丘メロン」をはじめ、春の訪れを告げる「啓翁桜」、秋の「ケイトウ」、冬の「ストック」など、一年を通じてさまざまな品目を生産している。メロンの栽培を行っているのは、日本最大級の長さを誇る「庄内砂丘」。砂地特有の水はけの良さは、作物の根をたくましく育て、味を凝縮させるのに最適な環境をもたらす。さらに、北に鎮座する鳥海山(出羽富士)から流れる豊富な雪解け水が地下水として麓を潤し、極端な地質での精密な水分管理を可能にしている。伝統のノウハウを地域ぐるみで継承しながら、山形が誇る特産品を全国に届けている。

砂丘地で丁寧に育てた、濃厚な甘みの「庄内砂丘メロン」

庄内地方は、日本有数のメロン産地。美味しさの秘密は、砂丘地ならではの「水切り」にある。はじめは意図的に「潤い」と「乾き」を交互に与えてしっかりと根を成長させ、収穫間近には限界ギリギリまで水分を制限。この過酷な刺激により、メロンは自らの養分をぎゅっと実に濃縮させ、驚くほど濃厚な味わいに仕上がるという。また、「量より質の提供」を重視する同園では、種苗会社の推奨よりも着果数を絞り、一玉に養分を集中させる栽培方法を徹底している。品種選定においても、食味に優れたものを厳選。冷暖房やホルモン剤に頼らず、堆肥を毎年投入して土壌本来の力を活かす「作物本位」の管理を実践している。こうして育てたメロンは、砂丘地の風土と職人の技が生んだ芳醇な香りと甘みが自慢。「夏の贈り物にぴったり」「値段の割にものが良い」と評判で、お中元やお盆の手土産にも重宝されている。

  • 小林直太郎農園
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生産者紹介

4代目:小林 忍
4代目小林 忍

メロンの名産地・酒田市浜中地区で代々続く農家「小林直太郎農園」の4代目として生まれる。小学生の頃に想い描いていた将来の夢は、「トラクターの運転手」。一度は他業種に就職するも、その夢を叶えるべく農業の世界に飛び込んだ。「現実は甘くない」と実感する日々を経て、現在は経営者としてスタッフをまとめつつ、地域生産者団体の幹部も務める。同じくメロンの名産地である茨城県から妻を迎え、長年の腹案であった「庭先直売所」を実現。AI技術などの先端ツールを現場に落とし込み、次世代の農業スタイルを探求している。「お客さんから、『メロン農家ったら山形の小林さんよ!』と言ってもらえるよう、引き続き精進してまいります」と、熱い思いを語る。

店舗詳細

店舗名称 小林直太郎農園
住所 山形県酒田市浜中甲375-9