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山形県が誇るブランド牛「米沢牛」を、生産・加工・販売する畜産農家。牛の肥育期間・環境・飼料にこだわりながら「等級だけではなく、お肉の美味しさ」を追求している。

米澤佐藤畜産 一頭一頭、愛情を込めて飼育する

生産・加工・販売まで、一貫して行う畜産農家

山形県南部・置賜地方に位置する米沢市で、地元のブランド牛「米沢牛」を生産する「米澤佐藤畜産」。牛の生産・加工・販売まで、すべて自分たちで行う畜産農家だ。自社の繁殖牧場で生まれた子牛をはじめ、北海道や宮崎から仕入れた子牛を飼育している。その歴史は古く、4代目・佐藤秀仁さんの曽祖父が、1924年(大正13年)に創業した。「もともとは、牛や馬を売り買いする家畜商をしていました。米沢でも有名な家畜商だったそうですよ」と、佐藤さんは語る。その後、販売用の精肉を取り扱うようになり、1980年頃から牛の飼育をはじめ、現在の一貫体制が整った。「もともと家畜商をしていたので、牛を扱うノウハウがありました。生産から販売まで自分たちで行う畜産農家は、なかなかいないと思います。オーダーメイドのように、自分たちが美味しいと思うお肉を、自分たちの手で生産できるのが強みですね」と、佐藤さんは誇らしげに語る。

山形県が誇るブランド牛「米沢牛」

米沢牛は、米沢市を含む置賜地方で生産されているブランド牛。肥育場所・肥育期間・肉質などの厳しい条件をクリアした黒毛和牛だ。濃厚な旨味と、とろけるような食感で、日本三大和牛の一つとも言われている。夏と冬の寒暖差が激しい置賜盆地で飼育することで、身がぎゅっと締まり、甘みのある脂身に仕上がるという。米澤佐藤畜産では、「等級だけではなく、お肉の美味しさ」を追求した米沢牛を生産することにこだわっている。「和牛の等級は、見た目の美しさで決まります。それだけを目指してしまうと、見た目は良くても美味しくないお肉になってしまうこともあるんです。まずは、純粋に美味しいお肉を生産することを第一に考えています。その上で、見た目も美しいと最高ですよね」と佐藤さん。そんな米澤佐藤畜産の米沢牛は、品評会「米沢牛枝肉共励会」でたびたび最優秀賞に輝いている。

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生産者紹介

4代目:佐藤秀仁
4代目佐藤秀仁

米沢市出身。東京農業大学を卒業後、曽祖父が創業した「米澤佐藤畜産」に入社。「父の背中を見ていたので、中学生の頃から家業を継ごうと思っていました。5歳の頃から父と一緒に子牛の市場に行き、本格的に市場に行きはじめたのが20歳の頃。市場では一番若かったので、苦い思いもたくさんしてきました」と、当時を振り返る。今では「3代目の父に負けないほどの、確かな目利き」と評判だ。「良い牛を仕入れるのは当たり前。『磨きようによっては輝く牛』を、いかに見抜くかがポイントですね」と、佐藤さんは語る。山形県を代表するブランド牛を扱う誇りを胸に、愛情を持って牛と向き合っている。

店舗詳細

店舗名称 米澤佐藤畜産
住所 山形県米沢市大字竹井425