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庄内平野の一画「鶴岡市馬町地区」で、だだちゃ豆や米の栽培を行う農業法人。「食卓の向こうの美味しい笑顔」を求めて、土づくりからこだわり、良食味の農作物を生産する。

有限会社馬町さくらファーム 地域の4件の農家が集まって設立

地域の農業を未来につなげる農業法人

馬町さくらファームは、鶴岡市にある「馬町地区」にて、地域の農家4軒が集まって設立した農業法人。元々は、米作りにおける農作業の共同化・効率化を目的とした任意組合を前身とし、設立後は自社で生産した農産物の直接販売も行っている。鶴岡市は、日本海に面した「庄内平野」に位置し、比較的温暖で山々から流れる水が豊富にあることから、昔から農業が盛んな地域。馬町さくらファームは、恵まれた土地柄で、「米」を主軸に、鶴岡市特産の枝豆「だだちゃ豆」や軟白ねぎ、山菜の青こごみを生産・販売している。ここまで多くの種類の農産物を手掛けるのは、地域の農業を守っていくため。「この地域でも、高齢になり農業をやめる人が増えている。農地を守っていくために、面積の拡大や設備の充実を図っていきたい」と、代表の太田さん。規模の拡大と同時に、若い人材の受け入れや育成も充実させ、持続可能な体制を作っていく。

土壌診断を実施し、土壌に合わせた施肥にこだわる

様々な農作物を手掛ける、馬町さくらファームの生産の中心は、なんといっても「庄内米」。生産している米の品種は、山形県のブランド米「はえぬき」「つや姫」「雪若丸」と、「ひとめぼれ」の4種。「食卓の向こうの美味しい笑顔を求めて」をコンセプトに、食味の良い米づくりを行っている。美味しさの秘訣は、米を含め、全部の農産物において実施している「土壌診断」。土壌診断とは、農作物の生育に必要な微量要素が土中にどのくらい入っているかを検査すること。耕地ごとに検査することで、土壌に応じた適切な量の肥料を施肥することができるのだ。丁寧に生産された米は、購入するお客さんから美味しいと好評だ。

  • 有限会社馬町さくらファーム
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生産者紹介

代表取締役社長:太田裕徳
代表取締役社長太田裕徳

鶴岡市出身。農家の長男として生まれる。山形県立農業大学校(現・山形県立農林大学校)を卒業後、実家の米作りに携わる。その傍ら、きのこの空調栽培を学ぶために、県内のきのこ農家へ半年間研修。戻ってきた後は、米ときのこの栽培を行ってきた。1975年には、馬町さくらファームの前身となる任意団体の設立に参画。1999年からは、代表を務めた。2004年に、馬町さくらファームとして法人化の後も、引き続き代表を務めている。「長年、一緒に農業に勤しんできた仲間がいたからこそ、数々の困難を乗り越えることができた」と語る、太田さん。次世代を担う若手の育成に努めるなど、馬町さくらファームの将来を見据えた取り組みを行っていく。

店舗詳細

店舗名称 有限会社馬町さくらファーム
住所 山形県鶴岡市馬町字白川72-2