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庄内平野の南部に位置する鶴岡市で、長ねぎを栽培する専業農家。2020年の就農以来、「綺麗で、美味しい」をテーマに、太さと白さにこだわったねぎ作りを行っている。

Bella Farm Tsuruoka 白さと太さにこだわる長ねぎ栽培

白さ際立つ綺麗なねぎを作る

庄内平野の南部に位置する鶴岡市で農業を営む「Bella Farm Tsuruoka」。代表の鈴木さんは、2020年に就農した若手農家。就農研修時に出会った「軟白ねぎ」の美味しさに惚れ込み、長ねぎ農家になることを決意した。現在は、露地栽培とハウス栽培で、「美しさ」と「美味しさ」を兼ね備えた長ねぎ作りに取り組んでいる。栽培する上で大切にしているのは、「作物にストレスを与えない」こと。そのため、土壌作りに力を入れている。豚の堆肥に、籾殻と落ち葉を混ぜ合わせ、発酵させたブレンド堆肥を使用。たっぷりの有機物と、土中の微生物の力で、水捌けの良いフカフカの土壌を作っている。これにより、根が地中にしっかりと張られ、太く、美味しいねぎに育つという。「長ねぎは、とにかく手間がかかる」という鈴木さんだが、「手間をかけた分だけ、綺麗で美味しいねぎができている」と笑顔で語ってくれた。

旨味と甘みが段違いの軟白ねぎ

Bella Farm Tsuruokaでは、長ねぎのハウス栽培も行っている。作っているのは「軟白ねぎ」と称されるブランド長ねぎ。軟白部分が長く、透き通るような白さが魅力だ。また、一般的な長ねぎと比べて、非常に柔らかいのも特徴の一つ。ハウスの扉から吹き込む風で、簡単に折れてしまうほどの柔らかさだが、これは、軟白の作り方が関係している。露地栽培では、長ねぎの成長に合わせて土寄せをすることで日光を遮断し、軟白部分を作りだしている。しかし、ハウス栽培では、土寄せを行わない。変わりに、通気性の良い遮光フィルムを張って、日光を遮断している。こうすることで、土の中よりもストレスなく育つことから、柔らかい軟白部分になるのだという。「軟白ねぎは繊細なので、露地栽培以上に気を遣う作物」と鈴木さんは語る。それでも、「口にした時の食感も、ねぎ自体の甘みも、他の長ねぎと全然違う」と、その味には自信を持っている。目標は、「毎年、前年の美味しさを超えること」。お客さんの期待を裏切らない、美味しい長ねぎを作るための挑戦は、これからも続いていく。

  • Bella Farm Tsuruoka
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生産者紹介

代表:鈴木知昭
代表鈴木知昭

鶴岡市羽黒町出身。専業農家の長男として生まれる。工業高校を卒業後、宮城県の大学に進学。大学卒業後は山形へ戻り、酒田市の企業に就職した。約8年勤め、30歳になったタイミングで家業を継ぐために退職。2年間の就農研修の際に軟白ねぎに出会い、ねぎ農家として就農を決意した。「初めは嫌々だった」と語る農業だが、今では、「綺麗で美味しいねぎ」を作るため奮闘する毎日に充実感を感じている。自分がやるからには、子供にも「農業をやりたい!」と思ってもらえるよう、「かっこいい農家」として活動していきたいという熱い想いがある。「まだまだ先輩農家から学ぶことばかり」と語るように、試行錯誤の日々が続いているという鈴木さん。それでも、お客さんの「美味しかった」や「また欲しい」という言葉をモチベーションに、「毎年、美味しさを更新する」ねぎ作りを目指している。

店舗詳細

店舗名称 Bella Farm Tsuruoka
住所 山形県鶴岡市羽黒町上野新田字上台44