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果樹栽培が盛んな鶴岡市櫛引地区にて、和梨・洋梨・さくらんぼ・桃・リンゴを栽培する農家。農薬・化学肥料の使用を抑え、糖度の高い果物を生産する。

マルハチ安野農園 別名「フルーツタウン」と呼ばれている、鶴岡市櫛引地区

代々、鶴岡市櫛引地区で米・果物を栽培する農家

マルハチ安野農園は、昔から稲作と果樹栽培に取り組んできた農家だ。同農園のある「鶴岡市櫛引地区」は、野菜の栽培が中心の鶴岡市の中にあって、果樹の栽培が盛んな地域。明治時代、新しい農産物を生産するために、地区一帯に栽培方法が広まったという。その先進的な取り組みに、マルハチ安野農園現代表・安野翔さんの曾祖父が参加していた。以来、さまざまな品目の栽培に取り組み、現在は和梨・洋梨・さくらんぼ・桃・りんごを栽培している。モットーは、「お客様から喜ばれること」。その想いを胸に、日々、良質な果物を生産している。

様々な栽培方法を組み合わせ、農薬・化学肥料を抑える

マルハチ安野農園では、農薬や化学肥料を抑えた栽培に取り組んでいる。そのための工夫の一つが、「全面草生栽培」。農作業に支障が出ない程度にしか除草せず、あえて雑草を生やすという栽培方法だ。地面にいる害虫が木に登りにくくなり、害虫被害を受けづらくなる。次に、「天然甘味料を肥料にする栽培」。肥料の代わりに使用することで、糖度が上がることはもちろん、変色しにくくなり、果実が大きく成長する。安心安全と、食味の高さにこだわり抜いたマルハチ安野農園の果物は、県内外問わず人気を呼んでいる。

  • マルハチ安野農園
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  • マルハチ安野農園
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生産者紹介

代表:安野 翔
代表安野 翔

鶴岡市出身。果樹農家に生まれる。農業高校卒業後、県の農業大学校(現・農林大学校)果樹経営科で、果樹の生態について学ぶ。卒業後すぐに就農。祖父の果樹栽培を学びながら、他の果樹農家の下に赴き、様々な栽培方法を学んだ。安野さんの就農当時は、和梨・洋梨・リンゴをメインに育てていたが、就農後は、さくらんぼや桃の栽培を開始するなど、果樹の幅を広げてきた。現在は、祖母と2人で果樹の栽培を担当している。「自分が食べてみて納得する味の商品をお送りしています」と安野さん。毎年、高品質な果物を作るべく、日々精進している。

店舗詳細

店舗名称 マルハチ安野農園
住所 山形県鶴岡市東荒屋字志田85