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「ラ・フランス」の出荷が始まりました

日本有数のフルーツ王国・東根市のワイナリー。「美味しくて体にやさしいワイン」をテーマに、地元産のさくらんぼやラ・フランスを使ったフルーツワインを醸造する。

東根フルーツワイン 代表・阿部さんは山形大学の元教授

フルーツ王国・東根市のワイナリー

県の中央東部に位置する東根市は、日本有数のフルーツ王国。生産量トップクラスのさくらんぼをはじめ、ラ・フランス、シャインマスカット、りんごなど、季節によってさまざまな果物が栽培されている。盆地ならではの気候を活かして育てた果物は、「ジューシーで旨味たっぷり」と評判だ。そんな地元自慢の果物を使ったワインを醸造しているのが「東根フルーツワイン」。山形大学農学部の元教授・阿部利徳さんが立ち上げたワイナリーだ。「山形県内でも、『東根の果物は美味しい』と言われています。地元・東根市の果物のみを使って、独自に研究を重ねた醸造方法で、素材の旨味と栄養を最大限に閉じ込めたワインをお届けします」と、阿部さんは自信を持って語る。中でも、東根市が発祥と言われているさくらんぼ「佐藤錦」のフルーツワインは、全国でもめずらしいワイン。収穫して2日以内のフレッシュな完熟さくらんぼを加工している。

成分分析に基づいたワイン醸造

代表の阿部さんは、大学で農産物の遺伝子や成分の研究をしていたそう。フルーツワインの醸造にも、その知識や経験を活かしている。「美味しいだけではなく、体にやさしいワインを造りたいと思っています。余計なものは加えず、果物本来の成分を活かしたワインに仕上げています」と、阿部さんは語る。商品化しているワインは、山形大学と共同で成分分析を行い、ポリフェノール・アントシアニン・アミノ酸などの成分量を自社のホームページで公表している。「お客さんが自分の健康と向き合いながら、ワインを選ぶ一つの基準になればいいなと思っています」と、阿部さんは微笑む。

  • 東根フルーツワイン
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生産者紹介

代表:阿部利徳
代表阿部利徳

東根市出身。山形大学農学部の教授として、バイオサイエンスの研究に打ち込む。在職中は、米や枝豆などの農産物の遺伝子と成分の研究を専門としていた。定年後、「成分分析に基づいた、美味しくて体にやさしいワインを造りたい」という思いから、「東根フルーツワイン」を設立。全国でもめずらしい、さくらんぼのフルーツワインの醸造に成功する。「東根市には、さくらんぼやラ・フランスなど美味しい果物がたくさんあります。地元産果物を使ったワインにこだわり、これからも『心にも体にもやさしいワイン』を追求していきたいです」と、力強く語る。

店舗詳細

店舗名称 東根フルーツワイン
住所 山形県東根市大字大江新田字平林39-1