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蔵王連峰の麓に広がる上山市西郷地区のぶどう農家。昼夜の寒暖差と、安定した雨量に恵まれた土地で、樹の声を聴きながら「どこを食べても美味しい一房」を目指す。

つきほし果樹 管理が行き届いたぶどう畑

名に恥じない、誠実な果物づくり

上山市の「つきほし果樹」は、さまざまな品種のぶどうを育てる果樹園。中でもクイーンニーナは、日本野菜ソムリエ協会主催の「全国ぶどう選手権」にて、2年連続で銅賞を受賞した実績を持つ。特徴的な農園名は、子どもたちの名前を取り入れたという。「大切な我が子の名を背負うからこそ、恥ずかしくない果物を作りたい」という想いが、果樹栽培の原点だ。園地があるのは、蔵王連峰の麓に広がる西郷地区。デラウェアの一大産地として知られており、ぶどうをはじめとする果樹栽培が盛んなエリアだ。その理由は、自然条件にある。昼夜の寒暖差、そして安定した雨量。果実にじっくりと香りと甘みを蓄えさせる恵まれた環境が揃っている。つきほし果樹は、その風土を活かしながら、「どこを食べても美味しいぶどう」を目指し、見た目にも食味にもこだわったぶどうを育てている。

数字だけでは測れない美味しさ

つきほし果樹では、品種本来の香りや色、食味を最大限に引き出すことに注力している。樹が枝をのびのびと伸ばして十分な葉を確保できるように、ゆとりを持たせた仕立てを行い、日々の細やかな管理を徹底。さらに夏場の高温や干ばつなどの環境変化に対応するため、果樹が無理なく健やかに育つよう、有機質肥料を中心とした土づくりにも取り組んでいる。こうして育てたぶどうの美味しさを見極める独自の基準が、「定期的な味見」。春先の樹液から収穫直前の果実まで、生育段階ごとの味の変化を確かめる。「収穫が近づくと、味覚に素直な子どもたちに味見をしてもらいます。少しでも味がのっていなければ食べてもらえないので、ある意味とってもシビアな審査員です」と、代表・紫安史孝さん。家族の声に耳を傾けながら、もっとも美味しくなる瞬間を見極めて収穫を行っている。

  • つきほし果樹
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  • つきほし果樹
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生産者紹介

代表:紫安史孝
代表紫安史孝

神奈川県出身。妻の実家である果樹農家の手伝いを通じ、農業の奥深さと、果物を通して人と人がつながる一次産業の魅力に惹かれ、2017年に就農。現在は、上山市西郷地区を拠点に、ぶどう栽培へ情熱を注いでいる。「黒いぶどうは黒く、赤いぶどうは赤く」という基本を大切に、品種ごとの個性を素直に引き出す。「どこを食べても美味しいフルーツ」を目指して、自らの目と舌で確かめながら、誠実に樹と向き合い続けている。

店舗詳細

店舗名称 つきほし果樹
住所 山形県上山市長清水1-19-49