山形直送計画からのお知らせ

【2025年9月】臨時休業について

「地域生産者と消費者の架け橋になる」ことを目指し、山形の米と果物の販売を行っている。最上川の豊かな水源に恵まれた天童市を中心に、周辺地域の農作物を幅広く扱う。

採れたてキッチン 地域の生産者と協力し、米と旬の果物を届ける

「もったいない」を宝に変える

地元の農家から直接仕入れる農産物を使った加工品を手がける、天童市の「スイーツキッチン」。その一部門「採れたてキッチン」は、地元産の米や果物などの販売を担当している。「おいしさは変わらないのに、少し色や形が良くないだけで出荷されない米や果物を見て、この現状を何とかしたいと思ったのが始まりでした」と、力強く話す代表の森谷あかねさん。目指しているのは、地域生産者と消費者の架け橋になって、「もったいない」を宝に変えること。正規品も取り扱う中で、収穫量が少ないため小売店への出荷が難しい果物や、着色不良や変形で規格外になってしまった果物などの販売もしている。

農産物に命を吹き込む

採れたてキッチンがある天童市は、奥羽山脈と出羽山脈に挟まれた「山形盆地」に位置している。盆地特有の昼夜の寒暖差が大きい気候を活かした果樹栽培が盛んな地域。桃、ラ・フランス、りんごなど多くの果物が生産されている。結婚を機に福岡県から天童市へ移住した森谷さん。「自然が豊かで、米も果樹も水もおいしくて感動しました」と、当時を笑顔で振り返る。採れたてキッチンでは、夫の家業である米も扱う。自家製の有機質肥料を使った土づくりにこだわった田んぼには、多くの微生物が生息。豊かな環境で育った米は、多くのリピーターから好評を得ている。「農家さんが丹精込めて作った農産物に命を吹き込んで、一人でも多くの人に食べてもらいたい。その一心でやっています」と、ほほ笑む。

  • 採れたてキッチン
  • 採れたてキッチン
  • 採れたてキッチン
  • 採れたてキッチン

生産者紹介

代表:森谷あかね
代表森谷あかね

福岡県出身。結婚を機に天童市に移住した。夫の家業である米の生産販売を手伝う中で、「少し見た目が悪いだけで廃棄されてしまう米を有効活用したい」、「地域の女性が子育てをしながら働ける環境を整えたい」という思いが芽生える。スイーツキッチンの前身となる「玄米おやつ工房 mama's」を2003年に立ち上げ、米粉クッキーなどの製造を開始。2014年に法人化して「スイーツキッチン」となり、現在は理事を務めている。「チャレンジを諦めない」という言葉をモットーに、農産物の販売や加工品の開発に取り組む。「トライ&エラーを繰り返しながら、一歩ずつ進んできました。完成した加工品を見た時の農家さんの笑顔が、何よりも嬉しいです」と、満面の笑みで話す。

店舗詳細

店舗名称 採れたてキッチン
住所 山形県天童市蔵増1005-2