山形県産 桃

木村フルーツは、蔵王連峰の麓に位置する上山市の果樹園。四季折々さまざまな果物を栽培しています。今回ご紹介するのは、みずみずしくて爽やかな夏を代表する味覚・桃です。「まどか」「陽夏妃」「おどろき」「美晴白桃」など、しっかりとした歯ごたえを楽しめる7品種をご用意しました。時期に合わせて、一番美味しい品種をお届けします。食べる前に、冷蔵庫でよく冷やしてからお召し上がりください。

代表の木村さんによると、桃の栽培のポイントは摘果作業にあるそう。「桃はとてもたくさんの実をつけるので、樹の状態を見ながら適当な数に間引きます。そうすることで、栄養分が分散されず、一つ一つの実が大きく甘く仕上がるんです」と、教えてくれました。さらに、日光が均等に当たるようになるため、果皮が綺麗に色付くと言います。繊細な摘果作業によって、高品質な桃に仕上げています。

蔵王連峰の山々に囲まれた上山市は、果物栽培に適した土地。その理由の一つに、盆地特有の昼夜の寒暖差があります。植物は、昼間に光合成をして養分を作り出します。夜間に気温が大きく下がることで、より多くの養分を実にため込むので、甘くて美味しい果物が育つのです。さらに木村さんは「上山盆地は、なだらかな扇状地が多くを占めています。その水はけの良い土壌が、果物の栽培にぴったりなんです」と教えてくれました。