森茂八商店
山形県鶴岡市 店舗ジャンル:和洋菓子店・パン屋森茂八商店は、鶴岡市で江戸時代から続く「荒物屋(日用雑貨店)」。歴史ある建物を生かした店作りを行い、伝統的な竹細工や生活雑貨のほか、軽食の販売も行う。
江戸の歴史と昭和の風情が、今も静かに息づく場所
鶴岡市本町にある「森茂八商店(もりもはちしょうてん)」は、長い歴史を持つ「荒物屋(日用雑貨店)」。その起源は明暦3(1657)年の記録まで遡り、文政3(1820)年に奉納された神輿にもその名が記されている。現在の店舗は、大正時代の火災を経て昭和初期に建築されたもので、当時の趣を維持しながら営業を続けている。主な取り扱い商品は、畳材料、一般雑貨、洗剤、荒物(竹製品、わら製品)、菓子・軽食(どら焼き、大判焼き、ソフトクリーム、コーヒー)など。昔懐かしいザルやかごなどの道具や竹製品を求めてくる客、神事に使う縄や麻を求めてくる客、無添加の石けんを求めてくる客、大判焼きを買いに来る客など、様々な客が訪れる賑やかな店だ。
非日常の空間で味わえる人気の「どら焼き」
森茂八商店の喫茶スペースには、昭和に流行した道具があちこちに並んでおり、懐かしい雰囲気の中で軽食が食べられるのが人気だ。中でも看板商品になっているのが「鶴岡古地図どら焼き」。ふんわりと焼き上げた生地が包むのは、直火の銅釜で丁寧に練り上げられた風味豊かな小豆餡。ほどよい甘さが、お茶の時間の会話を優しく弾ませてくれる。生地には、屋号の「〇も」のほか、「ありがとう」を伝える「もっけだ」、「大変失礼しました」という意味の「おおぶじょう」など、温かみのある庄内弁の焼き印が。さらに、パッケージには大正~昭和時代の鶴岡公園周辺を描いた古地図があしらわれ、箱を開ければ当時の風景が鮮やかに蘇る。かつての地名を見つけたり、移り変わる街並みに思いを馳せたり。おいしいだけでなく、鶴岡の記憶を語り合うきっかけを運んでくれる。
生産者紹介
代表森 清史
鶴岡市出身。江戸時代から続く老舗の暖簾を守り、建物の趣を生かした店作りを大切にしている。竹細工やわら製品といった「荒物」の文化を次世代へ繋ぐことが日々の励みだ。また、訪れる人にひと時のやすらぎを提供する軽食の販売にも意欲的。地元の言葉を刻んだ焼き印や、歴史を伝える古地図のパッケージなど、自分たちらしい形を追求している。「お客様に笑顔と懐かしいひと時を届けたい」。地域への深い愛着を胸に、今日も一つひとつ丁寧に、鶴岡の魅力を発信し続けている。
店舗詳細
| 店舗名称 | 森茂八商店 |
|---|---|
| 住所 | 山形県鶴岡市本町二丁目2番2号 |














































