予約注文：山形県産 啓翁桜

サクラヒラリは、「日本の桜を、世界中に届けたい」という思いを胸に、東根市で活動する農業法人。農業や林業、イベントプロデュースなど多岐にわたる事業を展開しています。今回ご紹介するのは、温度・湿度を管理して、冬から開花を楽しめる桜「啓翁桜（けいおうざくら）」。室内でふんわりと咲き始める桜の姿は、心をほっと和ませ、ひと足早い春の訪れを感じさせてくれます。新春のお祝いや卒業・入学シーズンの贈り物としても喜ばれています。

桜は秋に一定期間低温にさらされ「休眠」に入ることで開花の準備を進めます。このため、秋の訪れが早く冬の寒さが厳しい山形県の自然条件は、冬に美しい花を咲かせる啓翁桜にとって最適。休眠後、温室で加温する促成栽培によって、啓翁桜は冬に咲くことができます。山形県は啓翁桜の一大産地として、全国一の出荷量を誇っています。

サクラヒラリは、県内3ヶ所の畑で啓翁桜を栽培。年間を通してさまざまな管理を行っています。春には「枝の皮を削ぐ」作業。桜の樹にあえてストレスを与えることで、「命をつなごう」とする自然の力を引き出し、しっかりと花芽がつくよう導きます。雪が降り始める頃に収穫して丁寧に選別し、畑から温度・湿度管理を行うハウスへ移動。太陽の光を浴びせながら出荷を待ち、花が咲く寸前までつぼみの様子を見守ります。