山形直送計画からのお知らせ

#山形直送計画で買ったよ キャンペーン 12月のプレゼント

天童市で生まれた、りんごの果実酒キットのブランド。果実が入った瓶に、ブランデー等のお酒を注いで作ることができる。特別感のある一本は、記念品や贈り物として人気だ。

C’est la vie Pomme 神秘的なビジュアルは、まるで芸術品

好きなお酒で果実酒が作れるキット

「C’est la vie Pomme(セラヴィ ポム)」は、天童市で誕生したブランド。同市で飲食店を経営する、山口克子さんが立ち上げた。商品は、瓶にりんごが入った手作り果実酒キット。付属の金平糖やシナモンを入れて、ブランデーやウイスキーなど、お好みのお酒を注ぐ。すると仕込んでから約3ヶ月で、美味しい果実酒が出来上がるというものだ。熟成している間も、透明な瓶の中でりんごとお酒が一体となっていく過程を、日々楽しむことができる。出来上がった果実酒は、りんごの爽やかな香りが広がる、フルーティーでまろやかな味わい。山口さんが経営する飲食店でも提供されており、好評を博している。

フランス生まれのアップルブランデー「カルヴァドス」

りんごの果実酒キットのモチーフは、フランスのお酒「カルヴァドス」。フランス北西部のノルマンディー地方で造られる、りんごを原料としたブランデーだ。コニャックやアルマニャックと並び、「世界三大ブランデー」の一つに数えられている。カルヴァドスの中にもいくつか種類があるが、一際異彩を放つのが「ポム・プリゾニエール」。「閉じ込められたりんご」という意味の通り、瓶の中にりんごが丸ごと入っているのが特徴だ。そのインパクト抜群の見た目もさることながら、りんごが香るマイルドな味わいにファンも多い。

瓶の中に入ったりんごの秘密

「C’est la vie Pomme」を初めて見た人は、まずそのビジュアルに驚く。どうやって丸々1個のりんごを瓶の中に入れたのか。「大きいりんごを瓶の中に入れたのではなく、木の上で瓶の中に入れて大きくなるまで育てたんです」と、山口さんが教えてくれた。成長前の小さな実が付いた枝に、専用の瓶をくくりつけ、そのまま育てていくという。「瓶を付けたままの栽培は本当に難しいんです。台風や大雨、自然落果などによって、成長途中で駄目になってしまうことも珍しくありません」と、山口さん。「C’est la vie Pomme」という名前は、そうして困難を乗り越えながら育っていくりんごの姿から名付けた。「C’est la vie」はフランスの慣用句で「これが人生」、「Pomme」は「りんご」という意味を持つ。山口さんは「この商品を見て『人生に似てるね』と表現したお客様がいらしたんです。瓶の中のりんごに、自分の人生を重ねながらお酒を楽しんでほしいという想いを込めて、この名前にしました」と語る。そんな特別感のある一本は、人生の節目の記念品や大切な人への贈り物として人気だという。

  • C’est la vie Pomme
  • C’est la vie Pomme
  • C’est la vie Pomme
  • C’est la vie Pomme

生産者紹介

代表:山口克子
代表山口克子

天童市出身。同市で、お酒をメインに取り扱う飲食店を経営する。果実酒のブランド「C’est la vie Pomme」を立ち上げたきっかけは、コロナ禍で店舗を休業したことだ。山口さんは「何かできることはないかと考えていた時に、以前お客様から教えてもらったカルヴァドスを思い出したんです」と語る。知り合いの農家からりんごの木を買い取り、栽培を開始した。瓶を取り付けたまま育てるという特殊な栽培方法は想像以上に難しく、試行錯誤の連続だという。「木に負担をかけない瓶の設置の仕方や、瓶に収まるちょうど良いサイズに育てる工夫。瓶を付けた状態で綺麗に色付けをする方法など、課題は山積みです」と、山口さん。苦労が絶えない中で、毎日成長するりんごを見ることが、何よりのやりがいになっているという。「C’est la vie Pomme」について、山口さんは「まず見た目から、会話のきっかけになる商品です。家族や友人など、ぜひ大勢で楽しんでほしいですね」と語った。

店舗詳細

店舗名称 C’est la vie Pomme
住所 山形県天童市鎌田本町1-5-6