山形直送計画からのお知らせ

「ラ・フランス」の出荷が始まりました

米沢市の果樹・野菜専門農家。農薬や化学肥料に頼らない、自然の力を活かした栽培に取り組む。さつまいもをはじめ、育てている野菜の多くは「有機JAS認証」を取得している。

ヤマヒロファーム 昼夜の寒暖差が大きい「置賜盆地」

農薬や化学肥料に頼らない野菜の栽培

置賜地方に位置する米沢市の農家「ヤマヒロファーム」。山形県の特産品として知られる「さくらんぼ」のほか、さつまいも・かぼちゃ・玉ねぎ・じゃがいもなどの野菜を栽培している。ほとんどの野菜は、農薬や化学肥料に頼らず、自然の力を活かして育てた有機野菜。圃場の検査を実施して行う「有機JAS認証」を受けている。代表の山澤博文さんは、「有機栽培をはじめたのは、『自分の子どもに安心して食べさせられる野菜を作りたい』と思ったことがきっかけです。自分なりの育て方を模索しているときに、やりがいを感じますね」と、語る。そんなヤマヒロファームでは、堆肥を使った「土づくり」に取り組んでいる。苗の植え付け前に、地元の牛舎から仕入れた牛糞を畑に撒き、2回に分けてしっかりと耕す。すると微生物の動きが活性化して、栄養価の高いふかふかの土壌になるそうだ。

有機栽培に適した米沢市の環境

ヤマヒロファームが農業を営む米沢市は、2023年に「オーガニックビレッジ宣言」をしている。オーガニックビレッジとは、「有機農業の生産から消費まで一貫し、地域ぐるみの取組を進める市町村」のことだ。「米沢市は、肥沃で水捌けの良い土壌が広がっています。もともとの地力が高く、少ない肥料でも十分に野菜が育つので、有機栽培をするのに適した環境だと思います」と、山澤さんは語る。さらに、雄大な山々に囲まれた置賜盆地は、昼夜の寒暖差が大きいことが特徴だ。この寒暖差によって、甘みのある野菜に育つのだそう。「近所には、有機栽培に取り組む農家仲間がたくさんいます。栽培方法を共有しながら、より美味しい野菜を届けられるようにがんばっています」と、山澤さんは微笑む。

  • ヤマヒロファーム
  • ヤマヒロファーム
  • ヤマヒロファーム
  • ヤマヒロファーム

生産者紹介

代表:山澤博文
代表山澤博文

鹿児島出身。妻の実家がある山形県米沢市への移住を機に就農。「もともと飲食関係の仕事をしていて、農家さんとやりとりすることも多かったんです。移住をきっかけに、自分でも農作物を育ててみたいと思ったんです」と、山澤さん。農薬や化学肥料に頼らない農業を目指し、メインで育てているさつまいもは、毎年「有機JAS認証」を取得している。「料理人だった経験を活かし、さつまいもを使った加工品にも力を入れていきたいですね」と、山澤さんは目標を語る。

店舗詳細

店舗名称 ヤマヒロファーム
住所 山形県米沢市李山7612