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ぶどうの生産が盛んな東置賜郡高畠町に果樹園を持つ「丸善葡萄園」。有機質肥料にこだわりながら、色・形・味わいが異なるさまざまなぶどうを栽培している。

丸善葡萄園 約26品種の個性的なぶどうを育てる

高畠町のぶどう専門農家

丸善葡萄園は、戦後まもなくしてぶどう栽培をはじめたベテランぶどう農家。もともとは米農家を営んでいたが、初代代表が地元の農家仲間と協力してぶどう園を開拓したという。現在では、3代目・高橋善之さんと娘の菜々さんを中心に切り盛りしている。丸善葡萄園の果樹園があるのは、山形県の南部に位置する東置賜郡高畠町。初夏が旬の小粒ぶどう「デラウェア」をはじめ、ぶどう栽培が盛んな地域だ。雄大な奥羽山脈を望む盆地型の地形は、寒暖差が大きく、ぶどう栽培に適しているという。「夜にグッと冷え込む盆地ならではの寒暖差で育ったぶどうは、とっても甘くて色付きもいいですね」と菜々さん。さらに美味しいぶどうを作るため、丸善葡萄園では有機質肥料を使った土づくりに力を入れている。地元企業が作ったオリジナルの有機質肥料や堆肥を与えた土壌では、味わい深い濃厚な果汁のぶどうに育つという。

多品種栽培でぶどうの魅力を発信

丸善葡萄園では、デラウェアやシャインマスカットなど、なんと約26品種のぶどうを育てている。「品種によって色・形・味わいが大きく異なるぶどうの魅力にハマってしまい、もはや新しい品種を植えるのが趣味みたいになっています」と笑う高橋さんからは、「ぶどう愛」がひしひしと伝わってくる。個性豊かなさまざまなぶどうを楽しんでほしいと、複数の品種を詰め合わせた「食べ比べセット」の販売も行っている。高橋さん親子は「ぶどうの魅力を全国に伝えていきたい」と、口を揃える。また、高橋さんが代表になってからは地元の「高畠ワイナリー」と契約し、ワイン用ぶどうの栽培にも注力。ぶどう農家として更なる成長につながっている。

  • 丸善葡萄園
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生産者紹介

3代目:高橋善之
3代目高橋善之

丸善葡萄園の3代目代表。新しい品種のぶどうの木を植えるのが趣味だと言う、自他共に認める「ぶどうマニア」だ。現在では、指のような形をした「マニキュアフィンガー」やハート形の「マイハート」など、めずらしい品種を含む約26種のぶどうを育てている。「ぶどうの品種ごとに異なる形や味わいを、多くの方に楽しんでいただきたいです」と高橋さん。ぶどうの奥深い魅力を全国に届けている。

店舗詳細

店舗名称 丸善葡萄園
住所 山形県東置賜郡高畠町大字元和田1766-2