西川町は、霊峰「月山」「湯殿山」「朝日岳」を有する山間部の町。主な居住区は、山から伸びる寒河江川(さがえがわ)に沿って形成されています。かつては、養蚕が盛んで、県内でも有数の製糸業の町だったそうです。また、林業も盛んでした。しかし、時代が移り変わり、現在は、豊かな自然を活かした観光業が、盛り上がりをみせています。前述の通り、西川町は山間部にあるため、外遊びのアクティビティが豊富。各シーズンになれば、多くの家族連れや観光客が訪れます。もちろん、宿泊・温泉施設も充実。お土産品として、地ワインや地ビールも用意されています。
『西川町』の新着店舗
西川町ってどんなところ?
豪雪を活かした春スキー
西川町は、「日本一雪国宣言」を発表している地域。なんと、7mもの積雪を記録した年もあるほどの豪雪地帯です。そんな西川町の定番アクティビティは、やっぱりスキー・スノーボード。温泉街も近く、雪が許せば、毎年訪れたい外遊びスポットです。特徴的なのが、4月上旬~7月頃までスキー場が営業していること。雪が積もりすぎて、雪解けがとても遅いため、春でもスキーを楽しめるくらいの雪が残っているのです。
信仰の対象となった豊かな自然
西川町の町域にある「月山」と「湯殿山」は、「羽黒山」と合わせ、出羽三山と総称されます。この3つの山は、修験道を中心とする山岳信仰における霊山、修験の場として利用され、現在でも多くの参拝客が訪れます。開山されたのは、飛鳥時代のこととされ、それほど長い間、信仰を集めてきたのです。
西川町のおすすめスポット
月山湖大噴水
月山湖 水の文化館にある巨大な噴水です。打ち上げ高は、なんと112m!日本一の高さを誇るそうです。ちなみに、この「112」という数字は、ダムまで至る道の「国道112号」、ダム堤の高さ「112m」、ダムに沈んだ家屋「112戸」に由来しているそうです。打ち上げ時間は、1時間おきに10分間。雄大な自然の中で、天高く打ち上げられる噴水は、圧巻の一言です。
月山神社
月山は、霊峰・修験場として崇拝の対象とされてきた、出羽三山の一つ。その8合目から頂上までの山道は、広大な境内地になっています。頂上にある本内宮は、特別な神域。お祓いを受けないと、足を踏み入れることすら許されません。また、撮影なども禁止で、外に居ながら、中の様子を窺い知ることはできず、一度は自分の足で訪れてみたいスポットです。
月山志津温泉
出羽三山の参拝客で賑わった宿場町「志津地区」にある温泉郷です。現在は、外遊びを目的に訪れた人たちで賑わっています。スキーやカヌーでへとへとになるまで遊んだ後、ゆっくりと浸かる温泉は、もう最高。採れたての山菜を使った料理に舌鼓を打ち、心も身体もリフレッシュできます。
西川町の名物・特産品・お土産
月山天然水
環境省主催の名水百選総選挙にて、「おいしさが素晴らしい名水部門」の第4位に選ばれた名水。万年雪に覆われた月山から、溶けた雪解け水がブナ林の地下に浸透し、時間をかけて湧き出たものです。一説には、湧き水になるまでに、300~500年もの時間がかかるとも言われています。
地ビール
西川町の地ビール「月山ビール」には、月山の澄んだ湧水が使われています。原料の麦芽・ホップと酵母は、ビールの本場ドイツ・チェコで生産されたものを使用。副原料を使わないため、穀物の甘味とうま味をしっかりと感じられる味わいに仕上がっています。
山菜
西川町の山菜は、霊峰 月山がもたらす恵みそのもの。雪解けの時期、春の芽吹きとともに、澄んだ湧水をたっぷりと吸い込み、すくすく育った山菜たちは、どれもみずみずしく、風味をしっかりと感じられる味わいです。
月山和紙
月山和紙は、楮(こうぞ)という原料を100%使った「手漉き和紙」であることが特徴です。起源に関する資料は、いまのところ発見されていませんが、1639年(寛永16年)にはすでに、現在の西川町で、紙漉きが行われていたようです。現在、一握りの紙漉き職人だけが製造している状況ですが、根強い人気を誇る逸品です。
『西川町』の商品一覧
老舗料亭のご飯のお供として提供している「大根麦味噌漬け」。まろやかな甘さの麦味噌に独自の製法で漬け込み、ほど良い塩加減の味噌漬けに仕上げています。ご飯はもちろん、日本酒と合わせるのもおすすめ!
コーヒーの香りがふわりと香る。ほっくり美味しい花豆の煮付けです。もともとは、料亭のデザートに添えてお出ししていたお料理で、あまりの人気から商品化!程よい甘みと深い味わいを堪能してください。
山うど・わらびの豊かな香気とほろ苦さ、アカミズ・たけのこ・しめじ・なめこの食感の良さを活かした山菜きのこです。そば・うどんの具材や、炊き込みご飯にして、霊峰「月山」の幸を堪能してください。
有名ホテルの料理長が認めた味!甘じょっぱく、いくらでも食べられる「きゃら蕗の佃煮風」です。山菜の聖地「西川町」で採れたフキを、佃煮のように真っ黒になるまで煮詰め、美味しさを凝縮させました。
山菜の聖地「西川町」で採取した山うどを、一本まるごとしょうゆ漬けにしました。新鮮だから、ほんのり甘くて、香りが豊か。素材の風味を活かす「薄味」で、煮物や天ぷらへのアレンジも人気です。
国産大根のうま味とシャキッと食感、山ぶどうのフルーティな香りが美味しい!甘酸っぱくて、ご飯がもりもり進む、新感覚の「大根の酢漬け」です。じつは、月山漬物創業期からのロングセラー!