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山形市の硝子店が山形県内の企業とコラボして商品開発をする「モノづくり事業」。異業種の企業が手を取り合い、得意分野の技術と知識を融合させた製品を生み出している。

HANDSHAKES 山形のモノづくりの価値を世界へ発信

県内企業と連携し、ガラスの新たな可能性を探る取り組み

県内企業とコラボレーションしたモノづくり事業「HANDSHAKES(ハンドシェイクス)」。2023年に、山形市の大久保硝子店が立ち上げた事業だ。この名前には、「山形の企業同士が手を取り合って、価値を提供する」という思いが込められている。代表の大久保徳朗さんの「硝子の機能面だけでなく、輝きや美しさなどを活かした商品を作りたい」という熱意から誕生。子どもの頃からモノづくりが好きだったこともあり、「いつか会社で商品の製作に挑戦したい」という夢も後押しした。第一弾は、創業170年を超える窯元「新庄東山」と共同で円型水槽「TANK(タンク)」を開発。日本の伝統的な要素と現代的なデザインを組み合わせた、洗練されたデザインとなっている。山形のさまざまな企業が、自分たちの技術や知識を活かすことで、山形のモノづくりの価値を高めていきたいと意気込む。「made in yamagataから世界へ」というビジョンを掲げ、日々奮闘している。

地域の暮らしを支える、創業100年を超える硝子店

山形市の大久保硝子店は、1919年に創業した歴史ある硝子店。創業当初は、輸入ランプやランプ硝子を扱い、1935年からは板ガラスの販売も開始した。現在は、窓を中心とした板ガラスの卸売や、施工を含めた建築資材の販売が主な事業。ガラスを通じて、「幸せと楽しみ」を提供することを目指している。長年住まいに欠かせない板ガラスなどを扱い、地域に快適で豊かな生活を届けてきた。そのなかで、「住む人が心にゆとりを持って過ごせる、幸せな空間作りをサポートしたい」という想いが募り、2019年からは庭造り事業も展開。この庭造り事業には、故郷・山形の未来への思いが込められている。「家族で過ごす時間や空間が豊かになることで、『山形にいるとホッとする』という安心感を抱くことにつながると思うんです。進学や就職で県外に出た人が、山形で過ごした記憶を思い出し、Uターンするきっかけになったらうれしいですね」と、代表の大久保さんは意気込む。

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生産者紹介

代表:大久保徳朗
代表大久保徳朗

山形市出身。大学卒業後、建設資材会社に勤める。2012年に実家の大久保硝子店に入社。専務、副社長を経て、2023年から社長を務める。単なる製品の提供だけでなく、暮らしに「幸せと楽しみ」や「命が育つ喜び」、「心にゆとりのある時間」を届けることを目指している。その思いから、2023年に県内企業とコラボしたモノづくり事業「HANDSHAKES」を立ち上げた。硝子を通じて、大好きな故郷・山形の未来を豊かにしたいと力を尽くしている。

店舗詳細

店舗名称 HANDSHAKES
住所 山形県山形市千石68