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キャッチーな農園名で、親しみやすさを感じる南陽市の農家。地元の畜産農家から仕入れた堆肥を使って、さくらんぼ・アスパラガス・ロマネスコなどを栽培している。

Kappy Farm 野菜や果物を通して、ハッピーを届ける

果樹や野菜の栽培に力を入れる農家

「Kappy Farm(カッピーファーム)」は、山形県置賜地方に位置する南陽市の農家。代々続く米農家で、代表・吉田和也さんは9代目。吉田さんが就農してからは、山形の特産品であるさくらんぼのほか、アスパラガスやロマネスコの栽培にも力を入れている。Kappy Farmというキャッチーな農園名は、吉田さんのニックネームが由来。「妻の友人からカッピーって呼ばれてるんですよ。響きがハッピーに似ていてポップで、お客さんに親しみやすさを感じてもらえるかなと思って名付けました」と吉田さんは笑う。そんな吉田さんが大切にしているのは、「お客さんと対話しながら農作物を届ける」こと。消費者の声を直接聞くために、朝市に参加したり、ネット販売に挑戦したりしている。「やっぱり、お客さんから直接『美味しかった』という言葉を聞けるとうれしいですね。やりがいにもつながります」と、吉田さんは語る。

熟成堆肥を使った土づくり

さまざまな農作物を育てているKappy Farm。どの畑でも共通して行っているのが、堆肥を使った土づくり。「じつは、祖父と父の代では酪農もやっていたんです。この辺だと酪農家や畜産農家も多いんですよ。そのつながりもあって、地元の農家さんから、もみ殻を混ぜた牛糞堆肥を仕入れています」と、吉田さんは語る。仕入れた堆肥はすぐに使用せず、1年間寝かせて熟成させるのがこだわり。発酵を促すために、定期的に堆肥を混ぜて空気を取り入れる作業も欠かせないという。吉田さんは、「ロマネスコは、苗を定植する1ヶ月前に堆肥を入れて耕します。アスパラガスやさくらんぼは、土壌に堆肥を敷き詰めています。毎年行う土壌診断の結果によって、入れる堆肥の量を調整しています」と、教えてくれた。堆肥を使った土づくりによって、作物が栄養を吸収しやすくなり、甘くて美味しい農作物に仕上がるそうだ。

  • Kappy Farm
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生産者紹介

代表:吉田和也
代表吉田和也

南陽市出身。代々続く米農家の9代目として生まれる。学生時代から野球をしていて、卒業後は野球の実業団チームがある会社に就職。「働きながら野球に打ち込む日々だったのですが、あるとき会社の実業団チームがなくなってしまったんです。それを機に、実家の農業を手伝うようになりました。何かしらに熱中していたい性格なんですよね」と、吉田さん。野球に代わって農業に情熱を注ぐようになり、会社を辞めて実家を継ぐことを決意。吉田さんが就農したタイミングで、アスパラガスやロマネスコといった野菜の栽培にも注力する。「お客さんと対話しながら農作物を届けることを大切にしています。ゆくゆくは、自分で育てた果物や野菜を使った農家カフェをやりたいと思っています」と、さらなる目標を語ってくれた。

店舗詳細

店舗名称 Kappy Farm
住所 山形県南陽市関根701