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置賜地方に位置する飯豊町で、低農薬での栽培にこだわる米農家。つや姫をはじめとした米の栽培だけでなく、自家栽培のもち米を使った、餅の製造・販売も手掛ける。

あさのファーム 飯豊山の麓で江戸時代から続く米農家

地域と連携し、美味しいお米を育てる

山形県南部の置賜地域に位置する飯豊町で、代々、水稲栽培を行ってきた米農家・あさのファーム。「安心して食べられる美味しいお米」を目指し、山形県のブランド米「つや姫」や「はえぬき」などを栽培している。栽培する9銘柄の食用米の内、実に8銘柄が、特別栽培米として認定されており、低農薬での栽培にこだわっている。また、飼料用稲の栽培も行っており、耕畜連携の取り組みにも積極的だ。飯豊町は、米沢牛の総生産量の4割を占めるなど、畜産業が盛んな地域。稲藁や米、自社で製造したWCS(ホールクロップサイレージ)と呼ばれる乳酸発酵飼料を、肥育農家や酪農家に提供している。畜産農家からは牛糞を貰い受け、堆肥として自社の圃場に還元し、美味しい米作りに活かしている。1993年に、近隣の稲作農家3軒と共に、「飯豊米ネットワーク」という組合を結成し、共同出資で精米センターを建設。4軒で協力することで、精米から出荷までのランニングコストを抑えた生産体制を確立した。販売は、各農家それぞれで行うが、取り扱う米を「飯豊米」と銘打ち、共通デザインの米袋に入れて出荷している。「飯豊町のお米は、本当に美味しい」と、代表の浅野さん。その品質には、自信を持っている。「飯豊米の魅力を、もっと多くの人に知ってもらえるよう、仲間と協力しながらPRしていきたい」と熱く語ってくれた。

自家栽培のもち米で作る地域の伝統食「みそ餅」

あさのファームでは、稲作の閑散期である冬に、自家栽培のもち米「ひめのもち」を使用した、餅の製造・販売を行っている。ひめのもちは白度が高く、強い粘りとコシが特徴。収穫したもち米は、全て色彩選別機にかけ、一等米だけを厳選して使用している。製造当初からこだわるのは、「杵つき」製法。「杵つき餅は、お雑煮に入れても煮崩れせず、最後まで美味しい」と浅野さん。焼くと、外はパリッと、中はモチっと仕上がり、伸びの良さも違うと評判だ。また、2015年に菓子製造業の許可を取得。白餅だけでなく、「みそ餅」の製造も始めた。みそ餅とは、置賜地域で古くから食べられている伝統食の一つ。浅野さんも、幼い頃からおやつ感覚で食べていた馴染みの味だ。これまで、親しい知人だけに、試食用として配ったことはあったが、「食べてみたい」という声を聞くようになり、製品化に至った。みそ餅は、杵つきの餅に、味噌と上白糖を煮詰めた特製の味噌ダレ、クルミ、黒ゴマを練り込んで作る。味噌は、飯豊町の味噌工房に依頼し、自家栽培米を入れて作ったオリジナルの米麹味噌。そのほかの素材も、全て国産にこだわっている。一つ一つ手作業で、丁寧に作られたみそ餅は、甘じょっぱさの中に、黒ゴマの風味が活きた、昔懐かしい素朴な味わいだ。

  • あさのファーム
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生産者紹介

代表:浅野克幸
代表浅野克幸

飯豊町出身。高校卒業後、「人に携わる仕事がしたい」との想いから、福祉系の専門学校に入学。2年間の在学期間を終え、地元へUターン。障害者支援施設に入社した。22歳の時、家業を継ぐため退職し、山形県の農業大学校に特別研修生として入学。1年間、家業と勉学を両立しながら、水稲栽培について基礎から学んだ。就農後は、「つや姫」をはじめとした、9銘柄の食用米や、飼料用稲を栽培。また、稲作の閑散期には、自家栽培のもち米「ひめのもち」を使用した餅の製造・販売を行っている。2015年、菓子製造業許可を取得し、置賜地域の伝統食「みそ餅」の製造も開始した。「お客様からの、『美味しい』という言葉が、なにより嬉しい」と浅野さん。人の生活に欠かせない食の立場から、人に携われるこの仕事に、強いやりがいを感じている。「これからも、お客様が安心して食べられるお米や、地元で受け継がれてきた伝統の味を、提供し続けたい」と、笑顔で語ってくれた。

店舗詳細

店舗名称 あさのファーム
住所 山形県西置賜郡飯豊町添川3494