丸山食品
山形県西置賜郡白鷹町 店舗カテゴリ:食品製造・加工「なんばんみそ漬け」という、ちょっとめずらしいお漬物を手掛ける、漬物専門の製造会社。原料の唐辛子は苗からこだわり、契約農家に栽培してもらっている。
本場よりも絶品!?美味しい「なんばんみそ漬け」の製造会社
丸山食品は、山形県中央部の白鷹町(しらたかまち)にある食品製造会社。1960年の創業以来、漬物を専門にしてきた。看板商品は、「なんばんみそ漬け」。唐辛子(北日本では南蛮とも呼ぶ)を、味噌に漬け込んだもので、お隣・宮城県の名物「牛タン定食」に欠かせない、箸休めの定番となっている漬物だ。中でも、丸山食品のなんばんみそ漬けは、程よい辛味と、豊かな風味、柔らかな食感が美味しいと評判。仙台市を中心に、全国各地の飲食店に卸されているほか、コンビニエンスストア(おにぎり・お弁当用)や、丼ものチェーン店でも採用されている。あまりの美味しさに、飲食店で食べたお客さんから、「あの、なんばんみそ漬けがほしい」という電話が、丸山食品に直接掛かってくることもあるとか。そんな要望に応え、一般流通用の商品も用意。唐辛子をそのまま使ったもの、カットしたもの、細かく刻んだもの(とうがらし味噌)の3種類をラインナップしている。
苗から厳選。商品に合わせて栽培した、こだわりの唐辛子
あまりの美味しさから大好評の丸山食品の「なんばんみそ漬け」。美味しさの秘密は、原料となる「唐辛子」にあった。丸山食品で使う唐辛子は、苗から厳選した一級品。自社独自の基準で選定したものだけを、信頼できる契約農家に渡して育ててもらっている。栽培においても、厳しい基準を用意。「一反あたりの苗木の数」「唐辛子のサイズ」など、22項目もの細かなチェックリストを設けている。こうして丁寧に育てられた唐辛子は、美味しさが格別。「辛味」「風味」「旨味」「柔らかさ」「歯切れ」が、とてもバランスよく仕上がっている。
生産者紹介
代表丸山 洋
白鷹町出身。丸山食品の3代目として生まれる。アメリカ・テキサス州の大学に語学留学した後、栃木県の惣菜製造会社にて修行。製造から営業まで、幅広く経験を積んだ。さらに、沖縄の物産品を取り扱う地場問屋にて、知見を深めた後、山形県へ帰郷。家業の丸山食品に入った。もともと、食べること・作ることが好きだったという丸山さん。「お客様に求められている商品を作るのは、楽しいし、なによりありがたいことですよね」と笑顔で語る。看板商品の「なんばんみそ漬け」については、「ロングセラー商品であるし、これからも愛される商品として改良を重ねたい」としている。さらに、なんばんみそ漬けに並び立つような、新しい商品の開発にも意欲的だ。
店舗詳細
店舗名称 | 丸山食品 |
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住所 | 山形県西置賜郡白鷹町大字浅立2976 |