野菜みらい計画
山形県飽海郡遊佐町 店舗ジャンル:食品製造・加工「野菜みらい計画」は、地域の食材に新しい価値を吹き込むブランド。豊かな自然と、そこで育まれる農産物を活かしながら、未来につながる食の恵みを届ける。

地域の食材に新しい価値を吹き込む「野菜みらい計画」
「野菜みらい計画」は、6次化事業における商品開発をサポートするとともに、自らも食品製造業として地域の食材を用いた加工食品の製造・販売を行う会社。「地域の食材に新しい価値を吹き込む」ことをコンセプトに掲げ、従来の食材に新しい視点を加えることで、持続的な食文化の発展をめざしている。移り変わる時代や多様化するライフスタイルを踏まえながら、未来の食と農の在り方を提案し続けているのも特徴だ。県内の生産者や行政と連携し、地元の「植物性食材」を活かした商品開発や製造・販売に取り組み、その一つひとつに地域の魅力と価値をのせて発信している。現在はパプリカ、孟宗筍、米・米粉の3つを軸に生産者と共に商品ラインナップを広げ、食卓に新しい彩りを届けている。
地域特産パプリカを活かした彩り豊かなパプリカソルト
数ある商品の中でも特に注目されるのが、遊佐町産パプリカを使った「パプリカソルト」だ。姉妹商品であるブルガリア伝統の野菜ペースト「リュテニッツァ」の製造過程で出る皮や種を活用し、アップサイクル商品として誕生した。原材料のパプリカは2003年から遊佐町で栽培が始まり、現在では地域を代表する特産野菜。そこに鳥海山からの伏流水が湧き出る遊佐沖の海水を合わせ、平釜で二度焼きする伝統製法により仕上げた塩は、やわらかな塩味と芳醇な香りを兼ね備えている。赤と黄の2種類をセットにした彩り豊かな塩は、家庭料理からプロの調理まで幅広く活用でき、見た目にも料理を引き立てると評判。地域の恵みを凝縮した逸品として、食卓に新しい楽しみをもたらしている。
生産者紹介

代表三浦眞紀子
鶴岡市出身。医療・製薬業界の外資系企業でマーケティングを経験したのち、調理学校や飲食店での実務を通じて食の道へ。2020年に故郷へUターンし、翌2021年に食品製造業「野菜みらい計画」を創業した。現在は鶴岡市と遊佐町の2拠点で商品開発と製造を行いながら、6次産業化プロデューサーやフードコーディネーターとして地域の食を支えている。植物性食材に注目し、ヴィーガンやベジタリアン向けの商品開発にも取り組んでいる。
店舗詳細
店舗名称 | 野菜みらい計画 |
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住所 | 山形県飽海郡遊佐町比子字青塚31-38 |