たかはたファーム
山形県東置賜郡高畠町 店舗カテゴリ:食品製造・加工山形県産の果物や野菜をはじめ、農産物の加工に特化した食品製造メーカー。ジャムやドレッシング、フルーツゼリーなど、素材の風味や色味を活かした商品を提供する。
素材の風味や色味を活かした商品づくり
雄大な山々に囲まれた、自然豊かな置賜地方に位置する高畠町。ぶどう・りんご・洋梨などの果樹栽培をはじめ、農業が盛んな地域だ。たかはたファームは、この地域の特性を活かした食品製造メーカー。ドレッシング・ジャム・ゼリーなど、農産物を使った商品を数多く手がけている。代表・福島真吾さんは、「高畠町は水が美味しく、美味しい農産物が豊富にあります。創業者である私の祖父は、この高畠町に惚れ込んで、たかはたファームを立ち上げたそうです」と語る。コンセプトに掲げるのは、「素材の持ち味を大切に」。果物や野菜が持つ香り・色味・味わいを活かして製造するのがこだわりだ。たとえば、山形県産の野菜を使用した「YAMAGATAドレッシング」。野菜の甘みや旨味をしっかりと感じられるように、それぞれの素材に合ったオイルを使用している。
色をテーマにした「ミックスゼリー」
たかはたファームの商品の中で、高い人気を誇るのが「ミックスゼリー」。発売開始から約20年以上愛されるロングセラー商品だ。商品の魅力は、食べるのがもったいないほど可愛らしいビジュアル。色とりどりのフルーツがぎゅっと詰まっていて、まるで宝石のような輝きを放っている。「こちらのミックスゼリーは、色をテーマに企画した商品です。どこから見ても美しいゼリーになるように、色のバランスを確認しながら、手作業でフルーツを詰めています」と、代表・福島さん。商品に使用する果物は、その年の気候などによって仕入れる産地が変わることもあるそうだ。「果肉の硬さや色味など、少しの違いで仕上がりが変わってきます。仕入れ先を変えたときは、必ず試作をしています」と、福島さんは農産物を扱う難しさを語る。農産物に特化した食品製造メーカーとして、細かい部分まで手を抜かず、こだわり抜いた商品を届けている。
生産者紹介
代表福島真吾
東京都出身。父の仕事の関係で、幼少期から山形県で暮らす。高校進学とともに山形県を離れるが、2013年にUターンし、祖父が創業した「株式会社たかはたファーム」に入社。2024年、代表に就任した。「一度山形を離れることで、改めて魅力を実感できました。美味しい農産物が豊富にあるんですよね」と、福島さん。地元農家や一次加工業者に足を運び、その年の生産状況を確認することも多いという。「これからは、農業にも貢献できるような取り組みをしていきたいですね。生産者も関連業者も、みんなが上手くいくように、持続できる仕事をしていきたいです」と、力強く語る。
店舗詳細
店舗名称 | たかはたファーム |
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住所 | 山形県東置賜郡高畠町大字入生田100 |