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山形県南部の高畠町にて、約300年前から農業を営む「渡部ファーム」。「つや姫」や「雪若丸」などの米を生産し、数々の食味コンクールで「最優秀賞」を受賞する実力派。

渡部ファーム 親子二人三脚で米作りに励む

山形県南部の置賜盆地にて、約300年の歴史ある米農家

山形県の「渡部ファーム」は、飯豊連峰の麓、標高約300メートルの場所に位置。昼夜の寒暖差に加えて、最上川水系の清流から水を引き込むことができるなど、米作りに適した地域だ。近年は、庄内平野に並ぶ「米の産地」として、知名度をあげている。生産する米は、山形県が誇るブランド米「つや姫・雪若丸」など、全7品種。環境に配慮し、化学的に合成した農薬や肥料の使用回数を、慣行栽培に比べ「半分以下」にする「特別栽培」で育てている。取引先は、百貨店をはじめ、飲食店やカタログ販売・ふるさと納税など個人客向けがメイン。こだわりの米を、「生産者の顔が見える形」で販売する。顧客からは、「美味しい」「いつ食べても味にばらつきがない」「職人の味だ」などの声が届き、クレームはほとんど受けたことがない。その美味しさと品質には絶対の自信と誇りを持っている。

「観察に始まり、観察に終わる」米作り

米作りにおいて渡部ファームが大切にしているのは、「米から目を離さないこと」。「全ては観察に始まり、観察に終わる」と語り、生育中の稲の様子や変化を見落とさないよう、足しげく田んぼに足を運んでいる。「良い肥料を与えることも大切だが、必要な時に必要な栄養分を適切に与えることが重要。それでこそ、稲が育つべく方向に育ち、健康的で実入りがよく、美味しい米が育つ」のだという。また、毎年変化する気温や降水量・湿度など、環境条件に敏感に対応し、「水の管理」を徹底。田んぼの土を「羊羹」ほどの固さに保つことによって、必要な酸素が土に入りやすくなり、力強い根となる。必要な時に必要な管理を丁寧に行うことで、「元気な稲」を育て、「美味しい米」を生産しているのだ。

  • 渡部ファーム
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生産者紹介

生産者:渡部文都
生産者渡部文都

山形県高畠町出身。渡部ファームの長男として生まれる。地元の高校を卒業後、新潟大学教育学部に進学。教員免許を取得するも、約300年続いてきた「実家の農業を継ぐこと」を心に決め、卒業後すぐに就農した。米農家の長男といえども、米作りを学んだのは就農してから。父親である洋巳さんのもとで一から学んだという。「稲は素直に育ってくれるが、自然を相手にするのは過酷な面もある。」それでも、手塩にかけた稲を収穫するときの喜びは何物にも代えがたく、日に日に農業の魅力に引き込まれている。「米は素直。手をかければかけた分だけ美味しくなる。」お客さんの「美味しかった」の声を励みに、日々米作りに向き合っている。

店舗詳細

店舗名称 渡部ファーム
住所 山形県東置賜郡高畠町大字上平柳616