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山形有数のりんご産地「朝日町」にある農家。長年培ってきた経験をもとに栽培したりんごは、多くのお客様から大好評。果物作りを通じた青少年の社会復帰にも取り組む。

りんごのだいちゃん農園 家族それぞれが役割を持ちながら、農園を盛り上げる

「くだものとこころをつくる」だいちゃん農園

「りんごのだいちゃん農園」は、りんご栽培が盛んな朝日町にある果樹農家。りんごを中心に、さくらんぼ、すもも、米を栽培するほか、りんごジュースなどの加工品を製造。また、ゲストハウスを運営するなど、幅広い事業を手掛けている。農園のモットーは、「くだものとこころをつくる」。果物作りを通じ、迷いや心の闇を抱えた青年たちを受け入れ、社会へ復帰できるような取り組みも行っている。そんなだいちゃん農園には、農業をする上で大事なクレド(仕事観)があるという。「私たちは、1. お客様は私達の家族。2. 価格以上の満足感と感動を。3. リピート率が私達の評価。4. 毎日成長・毎年進化。5. 常に自然体であること。6. 家族(FAN)に安全な果物を。を大事に、農作業に取り組んでいます」と、農園主の志藤さん。この6つのクレドを軸に、美味しい果物を作りながら、青少年の社会復帰にも注力している。

山形有数のりんご産地「朝日町」

だいちゃん農園が手掛ける果物の中で一番人気の「りんご」。だいちゃん農園のある朝日町は、山形県屈指のりんごの産地。同町のりんご栽培は、1887年(明治20年)に、りんご園が出来たのが始まり。1971年(昭和46年)には、全国に先駆けて「無袋ふじ」の栽培技術を確立。東京の中央市場で品質日本一の評価を得るようになったという。美味しいりんごが育つ秘訣は、昼夜の寒暖差が激しいことにある。寒暖差の激しさにより、糖度の高い美味しいりんごに育つのだ。だいちゃん農園はこの恵まれた地域で、1950年代からりんご栽培に励んでいる。農園主の志藤さんは、「自分で食べてみて大丈夫と思うものしか収穫しません」とこだわりについて語る。こだわり抜いたりんごは、多くのお客様から「美味しい」と評判。県内外問わず、リピーターが絶えないという。

だいちゃん農園の果物や野菜を存分に堪能できる農家民宿

だいちゃん農園では、2017年から農家民宿「Daichan Farm Gust House」を運営している。きっかけは、妻・一枝さんが「山形の大学で学んだ留学生が気軽に戻ってこれる場所を作りたい」と思ったこと。オープン後は、外国からのお客様を中心に、県内外問わず多くのお客様が、農家民宿に訪れているという。「来ていただいたお客様には、同じ釜で炊いたご飯を一緒に食べ、農業体験を楽しんでいただいています」と、一枝さん。また、最近は観光客だけではなく、悩みを抱いた若者が相談に来たり、ワーケーション目的で来るお客様も増えているという。「一宿泊施設ではなく、第3の居場所となれるような場所にしていきたいですね」と、一枝さんは想いを語ってくれた。

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生産者紹介

農園主:志藤政利
農園主志藤政利

朝日町出身。だいちゃん農園の10代目農園主である。幼いころから家業である農業に携わってきた、生粋の「農家人(のうかびと)」。日々、りんごやさくらんぼなどの果物づくりに全身全霊を注いでいる。果物作りで大事にしているのは、「畑で完熟した果物だけを食卓に届ける」ということ。収穫時には自分の長年の経験をもとに、実際に試食したうえで、収穫を判断するほどこだわっている。「お客様からいただく美味しいという声が日々の喜びです」と語る、志藤さん。これからも、お客様の美味しいという声や笑顔を励みに、果物作りに精進していく。

店舗詳細

店舗名称 りんごのだいちゃん農園
住所 山形県西村山郡朝日町大字玉ノ井丁202