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日本の棚田百選にも選ばれた美しい棚田にて、山形県が誇るブランド米を生産。豪雪地帯ならではの豊富な雪解け水を潤沢に利用し、旨みが冴える「極上の米」を実らせる。

大蔵村棚田米生産販売組合 大蔵村の美しい棚田は、まさに「日本の原風景」

「美しい棚田」で、ブランド米を生産

山形県大蔵村四ヶ村地区の棚田にて、はえぬきや、雪若丸・里のゆきなど、山形県が誇るブランド米を生産する「大蔵村棚田米生産販売組合」。四ヶ村の棚田は、日本の棚田百選にも選ばれる、美しい棚田。標高の高い地域にあり、夏でも夜は涼しく、稲は日中に光合成によって作られた養分を、夜間もしっかり蓄えておくことができる。また、月山や葉山といった多くの山々に囲まれており、そこから湧き出る清らかな水を、棚田の用水として贅沢に使用できるため、雑味のない、澄んだ味わいの米が実るという。棚田は、急な斜面にある上、小さな田んぼの連続のため、大型の農業機械を導入することが難しく、管理はほとんどが手作業となる重労働。それでも、約800年という長きに渡ってこの地で農業を続けてこられたのは、先祖代々の「生産者の頑張り」につきる。「大蔵村棚田米生産販売組合」は、この地域の農業を守るために結成された生産販売組合。現在9軒の農家が参加し、棚田の振興や、棚田米のブランド化などを目的に活動している。

棚田の魅力を発信し、守るための活動

「大蔵村棚田米生産販売組合」には、棚田米オーナー制度というものがある。生産者と消費者の交流を通して、棚田や農業への理解を深め、棚田を守る活動だ。棚田米を年間で1口30kg以上購入してもらうことを条件に、田植え・圃場の点検・稲刈り体験などができる。現在は関東や、隣県の宮城県から約20名がオーナとして参加している。この先も「大蔵村四ヶ村地区の棚田」を守っていくため、これまでの歴史や伝統・努力などを伝えていくことが重要なのだ。代表の須藤さんは「我々の組合が作ったブランド米が、村の代表となるような米となれば、いずれ四ヶ村の外から米を作ってみたいという若者が出てきてくれるかもしれない。」と、次世代に繋いでいくことの重要性を感じ、期待感を持っている。

  • 大蔵村棚田米生産販売組合
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  • 大蔵村棚田米生産販売組合
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生産者紹介

組合長:須藤敏彦
組合長須藤敏彦

大蔵村四ヶ村地区出身。20歳の頃から、棚田米の生産に携わってきた。若いころは、冬の期間は東京へ「季節労働」に行き、春から秋にかけては農業という生活。先祖代々受け継いできた土地を継いで農家となることは自然な流れだったという。棚田の景色は美しい、しかし、農作業となると大型の農業機械を導入することが難しく、ほとんどが手作業という過酷さがある。それでも、標高の高さからくる寒暖差や、山々から流れる湧き水の恩恵を受けて実る米は、格別の味わい。秋になって新米が獲れた時、「須藤さんのお米美味しかったよ!」という声を聞くことが何よりのやりがいだ。「大蔵村棚田米生産販売組合」の組合長として、この先も、棚田の美しさと、この地の農業を守っていく。

店舗詳細

店舗名称 大蔵村棚田米生産販売組合
住所 山形県最上郡大蔵村大字南山967-9