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「おいしいお菓子を上山から山形へ。山形から日本へ。」をコンセプトに、地元食材を使った商品を展開する菓子店。「上山秀」は、ふるさと納税でも大人気のシュークリームだ。

山から 美味しいお菓子を上山から全国に発信

和菓子から洋菓子へ、時代に合わせたお菓子を提供

村山地方に位置する上山市で、地元の食材を使用したお菓子の製造・販売を行う「山から」。創業は、1918(大正7)年。当時は、だんごのほか、駄菓子や果物を取り扱う「よろずや」として親しまれていたという。2代目以降、ゆべしやかしわ餅などの餅菓子を充実させたことで、和菓子店へと成長していった。洋菓子の製造をはじめたのは、4代目となる代表・髙橋寛光さん。入社後しばらくは、どら焼きやきんつばなどの和菓子に力を入れていたが、なかなかヒット商品ができずに試行錯誤していたという。「あるとき、統計局が出している家計調査の『その他洋菓子』ジャンルで、山形市が全国1位になったんです。これだ!と思いましたね」と、髙橋さん。山形県民が好む「シュークリーム」に目星を付けて、商品化を進めた。そこで2014年に誕生したのが、看板商品の「上山秀(かみのやまシュー)」。地元民から愛される定番洋菓子で、ふるさと納税の返礼品としても人気を集めている。

つや姫の米粉を使ったサクサク食感が自慢

「上山秀」は、サクサク食感のシュー生地が特徴のクッキーシュー。その秘密は、生地に使用している山形県産つや姫の米粉。小麦粉と米粉を絶妙なバランスで配合することで、しっかりと生地が膨らみ、さっくりとした食感に仕上がるそうだ。「生地が上手く膨らまなかったり、理想の食感にならなかったり、配合の具合はかなり試行錯誤しました。ルーツがだんご屋ということもあって、どうしても米粉を使いたかったんですよね」と、髙橋さん。店の歴史を大切にしながら商品化したシュークリームだ。ちなみに、商品名には「上山市の秀でたお菓子になりたい」という想いが込められているそう。「この上山秀をきっかけに、上山市に遊びに来てもらいたいですね。そして、上山という地域をどこよりも秀でた場所にしたいです!」と、髙橋さんは力強く語る。

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生産者紹介

代表:髙橋寛光
代表髙橋寛光

上山市出身。1918年創業の菓子店に生まれる。「子どもの頃から、祖母がみたらし団子のたれを手作りしているところを見てきました。お花見やお彼岸などの繁忙期は手伝いもしていましたね」と語る。高校卒業後、修行のため東京の和菓子店に就職。2006年に地元に戻り、家業に入る。2014年、洋菓子の製造に挑戦し、シュークリーム「上山秀」を開発。定番のカスタードやカカオのほか、地元食材を使ったさまざまなバリエーションを展開している。「上山秀を今まで以上に飛躍させて、上山から全国、全国から世界へ届けたいですね!」と、笑顔を見せる。

店舗詳細

店舗名称 山から
住所 山形県上山市矢来2-1-41