MOKULOCK
山形県米沢市 店舗カテゴリ:工房米沢発、地域木材を使用し、無塗装・無着色で仕上げた木製ブロック玩具のブランド「MOKULOCK」。子供たちの想像力を引き出す、素材の魅力が詰まった製品が魅力。
山形の森から生まれたブロック玩具「MOKULOCK」
「MOKULOCK(もくロック)」は、米沢市にて誕生した、山形県産無垢材ブロックのブランド。手掛けているのは、情報通信機器の受託生産をメインに事業を展開する、株式会社ニューテックシンセイだ。1980年に創業した同社は、テレビのプリント基板の組立てから始り、パソコン・プリンターなど精密部品の製造と組み立てを手掛けてきた。こうした技術を木材に応用して、新たな事業として立ち上げたのが「MOKULOCK」。山形県産の地域木材を使用し、無塗装・無着色にて、素材が持つ本来の魅力をそのままブロックとして形にした。ブロックとして組むためには、100分の1単位の精度で削り出す必要があり、ここに精密部品加工の技術と経験が生かされる。素材の質感や色を楽しんでもらうため、複数の木材を使用しており、木の種類によって、組みやすいように微妙に寸法を変える緻密さだ。独自の乾燥技術と徹底した品質管理、加工技術を駆使して、木材の伸縮を考慮したブロックが生まれた。
木の持つぬくもりを、五感で感じる
数種類の木材を使用している「MOKULOCK」は、それぞれ色や木目が違い、同じものは一つもない。木の持つぬくもりを、見た目や香り、触れ合う音など、五感で感じることができる。子供たちは、遊びを通して成長し、想像力を膨らませて作り上げた時の達成感は、忘れられない経験となる。また、家族や友人との共同作業からは、相手の気持ちに共感したり、尊重しながら関わる道徳性も身に付くという。ブロック遊びは、多くの知識や技能・感性を養い、その後の成長基盤となる。「MOKULOCK」は、モノづくりのプライドから、子供たちへの安全面・素材や品質に徹底的にこだわり、仕上げの美しさや、組み合わせた時の感覚なども大切にしている。
生産者紹介
代表桒原 晃
米沢市出身。18歳で父が代表を務める株式会社ニューテックシンセイに入社。以来約15年間、現場で情報通信機器の組み立てに携わった。その後、2011年頃から、新たな事業展開の一つとして、「MOKULOCK」事業を立ち上げ。翌年に代表に就任する。幼いころから、自然の中で遊び、木々に囲まれて生活していたことから、「地域の木材を使って、自然の魅力を感じられるおもちゃを創る」というアイディアは必然的に湧いてきたという。自らが培ってきた精密部品加工の技術を木材に応用し、未来の子供たちに届ける。モノづくりのプロとして「仕上げの美しさや、組合せたときの感覚」を大切に、質の高い製品を生み出していく。
店舗詳細
店舗名称 | MOKULOCK |
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住所 | 山形県米沢市大字花沢3075-1 |