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冬に花を咲かせる「啓翁桜」を栽培する花農家。月山や朝日連峰を望む自然豊かな環境で、農薬や化学肥料に頼らず育てられた桜は、多くの人の心を癒している。

Organic Style 山形県の特産品として知られる「啓翁桜」

雪国の恵みが育む、冬に咲く桜

Organic Style(オーガニックスタイル)は、促進栽培によって冬に花を咲かせる「啓翁桜(けいおうざくら)」を栽培している花農家。山形県は、全国でもいち早く栽培に取り組んだ一大産地として知られている。園地があるのは、月山や朝日連峰を望む自然豊かな西村山郡大江町。冬は深い雪に覆われ、厳しい寒さが続くエリアだ。この雪と冷たい空気が啓翁桜の凛とした枝ぶりと、花もちの良さ、美しい発色を育てる。Organic Styleでは、例年11月に桜の枝を切り出し、寒さの中で保管。出荷する3週間ほど前に、約40度のお風呂に入れて、桜に春を錯覚させる。その後、根元を水素水につけながら温室で大切に保管。つぼみが膨らみ、赤みがでてきたらようやく出荷する。代表・森谷志津江さんは、「自然に近い状態で育った生命力のある啓翁桜は、可憐で美しい花を咲かせます。お部屋の温度によって、花びらの色付きが変わるんです。温度が低ければ薄紅色、高ければ白色の花を楽しめますよ」と微笑む。

自然とともに歩む、手間ひまかけた花づくり

Organic Styleでは、農薬や化学肥料を使用せずに啓翁桜を育てている。「私は、農薬アレルギーを抱えながら花農家をしています。『自分が扱えないものをお客様にも届けたくない』という思いから、できるだけ自然に近い環境で栽培しているんです」と、森谷さん。桜に虫がついていたら、箸を使って一つ一つ駆除。株の年数や場所に合わせて、丁寧に草刈りを行う。「若い株の周りは光と風を通すため、こまめに除草します。逆に、古い株の周りはあえて草を残します。こうすることで、夏の暑さから根を守ってくれるんです」と、森谷さんは語る。「手間ひまかけて大切に育てた啓翁桜を最後まで楽しんでほしい」と、枝や花びらでアクセサリーをつくったり、草木染にしたり、桜の命を余すことなく活かす活動にも注力。啓翁桜の木玉で作ったアクセサリーが海外アーティストへの贈答品として採用されたり、枝と花びらで染めた反物が雛人形の着物に使用されたり、さまざまな形で楽しまれている。

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生産者紹介

代表:森谷志津江
代表森谷志津江

山形県の特産品「啓翁桜」を栽培する花農家。農薬アレルギーを抱えており、「自分が扱えないものは、お客様にも届けたくない」という強い思いから、農薬や化学肥料を使用しない栽培に取り組んできた。「冬に咲く啓翁桜は、寒さの厳しい季節に心を温かくしてくれる『特別な桜』です。 その桜を見て楽しむだけではなく、散った後の枝や花びらも有効活用したいと思ったんです」と、森谷さん。自身の感性を活かして、枝や花びらでアクセサリーをつくったり、草木染にしたり、啓翁桜の新たな楽しみ方を発信している。「啓翁桜が、お客様の『癒し』と『これからの活力』になれますよう、これからも栽培に力を注いでいきます」と、笑顔を見せる。

店舗詳細

店舗名称 Organic Style
住所 山形県西村山郡河北町谷地甲226-6