いわた果樹園
山形県東置賜郡高畠町 店舗ジャンル:果樹園高畠町のいわた果樹園は、関西から移住した夫婦が営む果樹園。丁寧な栽培管理で、受け取る人の顔を思い浮かべ、食べた人が思わず笑顔になるような果物を届ける。

関西から高畠町へ移住。ゼロから始めた果樹園づくり
いわた果樹園は、関西から高畠町へと移住した夫婦が営む果樹園。「自然とともに自分たちらしく生きていきたい」と願ったふたりが、縁あって高畠町の地域おこし協力隊として新天地に飛び込んだのが始まりだ。当初は、観光に携わる仕事をしていたが、四季のうつろいや人とのつながり、そしてこの土地で出会った果物のおいしさに心を動かされ、農業の道へ。持ち前の明るさとバイタリティを武器に、2025年春、新規就農を果たした。高畠町はデラウェアの生産量が日本一を誇る「果物のまち」。そんな環境で、「食べた人が思わず笑顔になるような果物を届けたい!」という想いを胸に、デラウェアやシャインマスカット、桃などを丁寧に育てている。
「ちゃんとおいしいもの」を届けたい。夫婦が丁寧に育てるぶどう
いわた果樹園の主力は、幅広い世代に人気のシャインマスカット。パリッとした歯ざわりとみずみずしさ、上品な甘さに加え、皮ごと食べられる手軽さも魅力のぶどうだ。岩田さん夫婦は、栽培から収穫までのすべての工程を自分たちの手で行っている。粒を間引き、日当たりを調整し、風通しを確保。高畠の昼夜の寒暖差を活かしながら、じっくりと糖度を高めていく。農薬や化学肥料に頼りすぎず、有機質肥料中心の土づくりにも注力。機械化された農業とは違い、時間も手間もかかる。それでも「ちゃんとおいしいもの」をつくるために、手を抜かないという。出荷の際も、一房一房を確認しながら丁寧に箱詰めし、「誰に届くかな」と話しながら詰めるその姿勢は、まるでわが子を送り出すようだ。
生産者紹介

代表岩田朋樹
兵庫県出身。2020年、妻の実家がある高畠町に移り住み、地域おこし協力隊としての活動をスタートさせた。着任当初は高畠町役場の商工観光課に配属され観光分野に従事していたが、土地の魅力や人とのつながりにふれる中で「この地で農業をしたい」という想いが芽生える。配属課を商工観光課から農林課に異動してもらい、農業現場を経験。その後、2025年春に夫婦で新規就農を果たした。現在は、デラウェアやシャインマスカットを中心に、6品種ほどの桃も栽培。ぶどうについては、今後シャインマスカット以外の大粒品種にもチャレンジしたいと意欲を見せている。
店舗詳細
店舗名称 | いわた果樹園 |
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住所 | 山形県東置賜郡高畠町竹森488 |