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昼夜の寒暖差が大きく農業に適した上山市で、米や果物などを栽培する農家。「美味しくて安全なものを作ること」を信念に、農薬や肥料に頼らずに育てる自然栽培に注力する。

大八米屋 蔵王連峰からの雪解け水を活用する

米・山菜・果物・野菜を栽培する上山市の農家

「大八米屋」は、山形県南東部にある上山市で農業を営む農家だ。代々米作りを行ってきたという先祖の屋号から、その名を付けたのだという。代表の堀野さんは、定年退職を機に就農。ササニシキをメインに山菜・果物・野菜など、季節に応じたさまざまな農作物を、耕作放棄地を活用して栽培している。農業をする上で堀野さんが大切にしているのは、「美味しくて安全なものを作ること」。健康に気を遣っている人が安心して食べることができるようにと、特に力を入れて取り組んでいるのが「自然栽培」だ。

自然の力のみで育てる栽培方法

大八米屋では、ササニシキや山菜を「自然栽培」で育てている。農薬や肥料を一切使用せず、植物や土そのものが持つ力を最大限に活かす栽培方法だ。残留農薬を心配することなく安心して食べられるだけではなく、環境への負担も少ない。一方で、作り手には根気を要する栽培方法でもある。堀野さんは「農薬や肥料に頼らない分、慣行栽培に比べれば生産性は高くはないし、毎日が元気に育つ雑草との戦いです。大変ではありますが、お客さんが『やっぱり堀野さんのは美味しい』『安心して食べられる』と喜んでくれるので、頑張ることができますね」と、語る。

品質の高い農作物が育つ土地

上山市は、ワイン用ブドウなどの果樹栽培で知られている。山形盆地の南側に位置し、昼夜の寒暖差が大きい、農作物の栽培に適した地域だ。一般的に作物は、昼夜の気温差が大きいほど甘みや旨味が増す。暖かい昼間に日光を浴びて光合成をし、栄養を生成。そして、夜間に冷え込むことで、それを実の中に蓄積する。また、蔵王連峰に囲まれた上山市では、山から流れ出る雪解け水が田んぼや畑を潤す。清らかな水を吸収して育った、米や果菜のみずみずしさは格別だ。

  • 大八米屋
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生産者紹介

代表:堀野和弘
代表堀野和弘

上山市出身。地元の高校を卒業した後、農協に就職。もともと農業をやってみたいという想いがあり、57歳で早期退職して就農した。「美味しくて安全なものを作りたい」という想いから、米や山菜の自然栽培に力を入れて取り組む。農薬や肥料に頼ることができない自然栽培は、慣行栽培と比較すると生産性が低く、苦労も絶えない。それでも続けるのには、誰かの役に立っていることへの喜びがある。「『堀野さんのなら安心』と、買ってもらえるのが嬉しいですね。少しでも多くの人が安心して食べられるものを作っていきたいです」と、堀野さんは力を込めた。

店舗詳細

店舗名称 大八米屋
住所 山形県上山市美咲町1-7-6