山形直送計画からのお知らせ

【2025年9月】臨時休業について

天童市や周辺地域の果物や農産物を使った加工品の製造を行う。「もったいないを宝に変える」をモットーに、規格外品などを仕入れて商品作りに取り組む。

スイーツキッチン みんなで愛情込めて作っています

地域生産者と消費者の架け橋に

地元の農家から直接仕入れる旬の果物や農産物を使った加工を行う「スイーツキッチン」。母・森谷あかねさんと娘・日南子さんが運営し、ジャムやクッキーなどを製造・販売している。「家業の米の製造販売を行う中で、少しでも形が悪かったり、ヒビが入ったりしてしまうと捨てられてしまうお米を見て、有効活用できないかなぁと思ったのが始まりなんです」と、あかねさん。2003年の立ち上げ当初は、米粉クッキーからスタート。徐々に協力してくれる生産者も増え、さつまいもチップスやドライフルーツなど、製造する商品の種類も広がっている。また、生産者からの加工受託や、飲食店、ネット通販業者などのプライベートブランド商品の製造も請け負う。「『もったいないを宝に変える』という言葉を大切にしています。一つでも多くの農産物に命を吹き込んで消費者に届けたいです」と、日南子さんは笑顔で語った。

規格外品を活かした商品作り

スイーツキッチンが心がけているのは、素材本来の味を活かすこと。 「山形の自然の恵みを受けて育った果物や農産物は絶品です。その味わいを出来るだけそのままお届けしたいんです」と、日南子さんは微笑む。加工に使用する果物や農産物は、形や色、大きさが不揃いという理由で市場に出回らない規格外品などを使用しているが、味わいは一級品だ。その良質な素材を活かすため、山形の果物を使ったドライフルーツは、砂糖を使わずに製造している。果物がもつ甘みや風味を最大限に楽しんでもらうためだ。日南子さんは、「生産者が一つ一つ手間をかけて育てた果物。素材の味を活かすため過度に手を加えず、ほんの少しだけ加工と愛情を加えることを心がけています」と、楽しそうに笑う。

  • スイーツキッチン
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生産者紹介

代表:森谷 日南子
代表森谷 日南子

天童市出身。大学卒業後は看護師として医療現場に従事した後、母が運営するスイーツキッチンに就職した。商品開発や製造、販売促進などを担っている。「生産者が愛情込めて育てた果物。その味を活かした商品を考えている時間が、とても楽しいです」と、笑顔を見せる。パッケージのリニューアルなどにも力を入れていて、「店頭で商品を見た時に、『これスイーツキッチンの商品だね』と分かってもらえるようにしていきたいです」と、意気込む。

店舗詳細

店舗名称 スイーツキッチン
住所 山形県天童市蔵増1005-2