山形直送計画からのお知らせ

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庄内地方北部に位置する酒田市の農家。鳥海山の雪解け水と粘土質の土壌を活かし、代々続けてきた米づくりのほか、「枝豆の栽培」や「杵つき餅の製造」にも注力している。

農業仁助屋 酒田市で13代以上続く米農家

30年以上磨き続けた、コクのある枝豆

「農業仁助屋(にすけや)」は、酒田市で代々続く農家。初代・仁助の名を受け継ぎ、13代目・渡部正規さんが営む。現在は、つや姫・はえぬき・酒田女鶴・まめほのかといった米や枝豆の栽培、餅の加工などを手がけている。中でも力を入れているのが、枝豆の栽培。「長い歴史のある農家ですが、枝豆の栽培をはじめたのは父の代です。鶴岡市白山地区の枝豆農家に学びながら、自分たちの求める美味しさを追求してきました」と、渡部さんは語る。農業仁助屋では、豊かな香りとコクのある甘みが自慢の茶豆品種を栽培しており、30年以上も自家採種を繰り返している。「栽培している枝豆の中から、良い株を厳選して翌年の種として残します。自家採種を繰り返し行うことで、どんどん自分の理想の味になっていくんです。枝豆の美味しさは『採種が肝』と言っても過言ではありません!」と、力を込める渡部さん。天気や生育状況を見極めながら種まき・土寄せ・追肥などを行うことで、香り・甘み・旨味のバランスが整った枝豆に仕上がるという。収量よりも美味しさを重視した丁寧な仕事が、仁助屋の味を支えている。

地元のもち米「酒田女鶴」を使った杵つき餅

枝豆のほか、餅づくりにも強いこだわりを持つ農業仁助屋。自家栽培しているもち米「酒田女鶴(さかためづる)」を使用して、昔ながらの「杵つき製法」で仕上げている。「このもち米は、酒田市のごくわずかな農家が守り続けてきた在来品種『女鶴』を改良したものです。のびが良くしなやかで、とっても甘い!餅つきの際に打ち水が必要ないほど、なめらかな質感です」と、渡部さんは絶賛する。そんな酒田女鶴を、鳥海山の雪解け水と粘土質の土壌に育まれた地形を活かして、丁寧に栽培している。杵つき餅のラインナップは、白餅・黒豆餅・よもぎ餅・くるみ餅のほか、自家栽培の枝豆を練り込んだ「茶豆餅」や、色鮮やかな「紅花餅」などを用意。「山形ならではの味わいを楽しめる!」と、評判だ。

  • 農業仁助屋
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生産者紹介

13代目:渡部正規
13代目渡部正規

酒田市出身。代々続く農家に生まれ、幼い頃から農業が身近な存在だった。農業大学校に進学し、デンマークの花農家へ海外研修に行くなど、多様な経験を積む。その後、家業に入る形で就農。米や枝豆を栽培する中で、枝豆の育種に魅了された渡部さんは、「畑を歩きながら枝豆の味や形を確認し、翌年の種にする株を選ぶんです。自分の理想の味に近づいていく過程が、本当に楽しいですね!」と、目を輝かせる。「農業は生活の一部。だからこそ、妥協したくない」と語る渡部さんの姿勢が、作物の味にそのまま表れている。

店舗詳細

店舗名称 農業仁助屋
住所 山形県酒田市吉田字伊勢塚112